ギルドスレッド
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酒場『燃える石』
・・・・・・。
(口を固く結び、拳を振り上げ苛立ちを汚れた床にぶつける。激情に身をまかせてグドルフをなじることも、また起き上がって掴みかかることもしない。それが出来るほどキドーは己の感情に素直な若者では無かった。
後のことなど考えず、一度死ぬ気で殴り合えば「ヤツ」のことなど忘れて楽になるかもしれない。そんなことを考えて、そして自ら否定する。そんなダサいマネが出来るか、と。)
・・・・・・興ざめだ。勝ちなんざくれてやるよ。
それとも金か?あぁいいさ!好きなだけ持ってけよ!
(テーブルの端を掴んで強かに打ち付け痛む体を引き起こす。そして、薄汚れた革袋を雑に叩きつけた。
損な性格だとは自分でも思う。思うが、それよりも見栄と意地が勝ってしまった。そして、グドルフの反応が気に食わなかった。謝ってくるなんて。逆上してぶん殴ってくれればこちらもやり返せたのに、と理不尽な憤りと妬みを募らせる。)
あばよしょぼくれたクソジジイ!
また会うこともねえだろうがな!
(結局のところ、若い、いや甘いのだ。甘えているのだ。そしてそれから目をそらす。
濡れたモヒカンを後ろに撫でつけ背を向ける。捨て台詞もまた甘えそのもの。)
(口を固く結び、拳を振り上げ苛立ちを汚れた床にぶつける。激情に身をまかせてグドルフをなじることも、また起き上がって掴みかかることもしない。それが出来るほどキドーは己の感情に素直な若者では無かった。
後のことなど考えず、一度死ぬ気で殴り合えば「ヤツ」のことなど忘れて楽になるかもしれない。そんなことを考えて、そして自ら否定する。そんなダサいマネが出来るか、と。)
・・・・・・興ざめだ。勝ちなんざくれてやるよ。
それとも金か?あぁいいさ!好きなだけ持ってけよ!
(テーブルの端を掴んで強かに打ち付け痛む体を引き起こす。そして、薄汚れた革袋を雑に叩きつけた。
損な性格だとは自分でも思う。思うが、それよりも見栄と意地が勝ってしまった。そして、グドルフの反応が気に食わなかった。謝ってくるなんて。逆上してぶん殴ってくれればこちらもやり返せたのに、と理不尽な憤りと妬みを募らせる。)
あばよしょぼくれたクソジジイ!
また会うこともねえだろうがな!
(結局のところ、若い、いや甘いのだ。甘えているのだ。そしてそれから目をそらす。
濡れたモヒカンを後ろに撫でつけ背を向ける。捨て台詞もまた甘えそのもの。)
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百薬の長とはよく言ったもの。酒で身を崩す者も居るが、それはそいつが阿呆だっただけのこと。酒はかけがえのない命の水であり、人類に(それ以外のいきものにも)寄り添う友である。
特に仕事終わりの一杯は格別だ。疲れた身体に染み渡り、擦り減った心を満たし、傷付いた魂を癒やす。代償は何だ、と?いいや、酒は何も求めない。ただ与えるのみ。哀れな阿呆が溺れて窒息するまでな!
今宵の卓には破落戸が二匹。悪事をはたらき、しくじり、追われ、這這の体でここまで逃げ延びた。酒はどんな輩にも平等だ。こんな輩にも平等だ。
さて、溺れるか。はて、飲み干すか。
(グドルフ・ボイデル【p3p000694】様との個別専用スレッドです。)