PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

酒場『燃える石』

【個別】ごろつきどもがゆめのあと

酒は、良いものだ。
百薬の長とはよく言ったもの。酒で身を崩す者も居るが、それはそいつが阿呆だっただけのこと。酒はかけがえのない命の水であり、人類に(それ以外のいきものにも)寄り添う友である。
特に仕事終わりの一杯は格別だ。疲れた身体に染み渡り、擦り減った心を満たし、傷付いた魂を癒やす。代償は何だ、と?いいや、酒は何も求めない。ただ与えるのみ。哀れな阿呆が溺れて窒息するまでな!
今宵の卓には破落戸が二匹。悪事をはたらき、しくじり、追われ、這這の体でここまで逃げ延びた。酒はどんな輩にも平等だ。こんな輩にも平等だ。
さて、溺れるか。はて、飲み干すか。

(グドルフ・ボイデル【p3p000694】様との個別専用スレッドです。)

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
(この青年はまだ、若い。
失って途方に暮れる程のものを得たことが無い。崩れ去って絶望する程のものを積み上げたことも無い。何も持たず、背負うものも、気負うものも無い。
若さゆえの向こう見ずな自信と情熱。ここまでやって来れたのは自身の実力のお陰だと思っている。勿論、勢いだけで生き残る事が出来る程に無法の世界は甘くは無い。しかし、実力だけで乗り切れるほど堅実な世界でもない。それらの無常を理解しているつもりでも、身に沁みてはいない。
故に、この青年は目の間の男の胸中など知る由もない。想像もつかない。若い。青い。甘い。)

ケッ!!!
ヨチヨチ歩きだとぉ?言ってくれるぜクソジジイ。年食って目まで悪くなったかよ!
俺ぁいつだって振る舞い含めてイケメンゴブリン様よ。

(言い草とは裏腹に、その顔と声色は本当に心の底から機嫌良さげで。
そう。年齢も種族も関係ない。若く、青く、甘くとも、この関係に居心地の良さを感じているのはこのゴブリンの青年も同じだ。完璧に分かりあえずとも、理解出来ずとも……いや、そもそも破落戸同士に理屈を捏ね繰り回した相互理解など不要か!
そうとも。今が楽しければ良い。刹那の娯楽快楽を追い求めてこそならず者だろう!目の前の男は挑発に乗った。ならばこちらも応えるのみと、キドーもジョッキを呷った。)

ケケケッ !なかなかやるなあオッサン!
だがなあ、まだまだだな。俺ぁ、まだまだ、余裕だぜ!

(そして嗤う。ふわふわと浮くような感覚を憶え始めながら。舌の動きも若干鈍い。
それでも機嫌が良いのは、意識が浮くのは酒のせいだけか。否、同じ土俵に立って勝負するこの行為、この遣り取りが嬉しかったのだ。)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM