ギルドスレッド
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酒場『燃える石』
くっく。何気ねえトコからチマチマ情報を集める周到さは……そうだな、おめえらしいぜ。
おれぁ一気にかっさらってく方が好きだからなあ。真似は出来ねえよ。
(意外かも知れないが、男はこの小柄なゴブリンの青年を素直に評価している。
"仕事"の前の情報収集能力は、疎いグドルフでさえ目を見張るものがある。
──それもキドーという青年が、生きるために培ってきた技術と知恵だったのだろう。と、目を細め──前のめりで顔を覗き込むキドーに、堪えきれずに噴出した)
ふっ、ハハハッ! そうだな。おれさまに勝ったら教えてやるよ。
(もう数えるのも億劫な程、彼とは酒を交わしてきた。勝つ自信はある。だがまあ、自身の体調や酒の種類で酔い方は左右されるのだ。結局のところ、どちらかが一方が潰れる時はあるし、互いに介抱した事もある。支払いを押し付けて帰った事も。大抵、そういう事をやるとやり返される。それは、心地のいい関係である、と。グドルフは思っていたのだろう。
長らく忘れていた──"友"とは、こういうものだろうか、とも)
楽しみだねえ。
今からちょいとしたら、ゲエゲエ吐きながら泣いて謝るゴブリンの姿が見られるんだからよ!
(──決して、口には出さないけれど)
(同じくジョッキを突き出して、ガチンと音を立ててぶつけあった)
おれぁ一気にかっさらってく方が好きだからなあ。真似は出来ねえよ。
(意外かも知れないが、男はこの小柄なゴブリンの青年を素直に評価している。
"仕事"の前の情報収集能力は、疎いグドルフでさえ目を見張るものがある。
──それもキドーという青年が、生きるために培ってきた技術と知恵だったのだろう。と、目を細め──前のめりで顔を覗き込むキドーに、堪えきれずに噴出した)
ふっ、ハハハッ! そうだな。おれさまに勝ったら教えてやるよ。
(もう数えるのも億劫な程、彼とは酒を交わしてきた。勝つ自信はある。だがまあ、自身の体調や酒の種類で酔い方は左右されるのだ。結局のところ、どちらかが一方が潰れる時はあるし、互いに介抱した事もある。支払いを押し付けて帰った事も。大抵、そういう事をやるとやり返される。それは、心地のいい関係である、と。グドルフは思っていたのだろう。
長らく忘れていた──"友"とは、こういうものだろうか、とも)
楽しみだねえ。
今からちょいとしたら、ゲエゲエ吐きながら泣いて謝るゴブリンの姿が見られるんだからよ!
(──決して、口には出さないけれど)
(同じくジョッキを突き出して、ガチンと音を立ててぶつけあった)
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百薬の長とはよく言ったもの。酒で身を崩す者も居るが、それはそいつが阿呆だっただけのこと。酒はかけがえのない命の水であり、人類に(それ以外のいきものにも)寄り添う友である。
特に仕事終わりの一杯は格別だ。疲れた身体に染み渡り、擦り減った心を満たし、傷付いた魂を癒やす。代償は何だ、と?いいや、酒は何も求めない。ただ与えるのみ。哀れな阿呆が溺れて窒息するまでな!
今宵の卓には破落戸が二匹。悪事をはたらき、しくじり、追われ、這這の体でここまで逃げ延びた。酒はどんな輩にも平等だ。こんな輩にも平等だ。
さて、溺れるか。はて、飲み干すか。
(グドルフ・ボイデル【p3p000694】様との個別専用スレッドです。)