ギルドスレッド
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酒場『燃える石』
「何の事でしょうか。いゃあ。楽しみですね。このじゅうじゅうと泣き叫ぶような音色がたまりません。ところでこれはお肉が焼ける音でしょうか。本当に――いや。いあ。そんな事はありません。これは幻聴です。私の脳味噌がカースドの羅列に耐え切れなかった証拠。現実ではない。たぶん……あ。来ましたね。ええと。どれどれ……うん。素敵な色彩ですね。白とも土留とも言い難い、側面正面から観察したら変化する感覚。精神を抉るような見た目ですが匂いは素晴らしい。成程。なるほどー…………いただき。ます」
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カウンターの向こう側に無口な中年男が立っている。
「いらっしゃいませ」の一言も無く、ただ黙々とグラスを磨いている。明らかに客商売向けの人間ではない。
だが、誰もこの男を咎めはしない。
何を見聞きしてもこの男は絶対に他言しない。余計な詮索も一切無い。
ただ、黙ってカウンターに立ち、言われるがままに酒を提供する。
この男の前では何を話しても問題ないだろう。
(雑談スレッドです。)