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酒場『燃える石』

【雑談】酒場

店主「…………………………」

カウンターの向こう側に無口な中年男が立っている。
「いらっしゃいませ」の一言も無く、ただ黙々とグラスを磨いている。明らかに客商売向けの人間ではない。

だが、誰もこの男を咎めはしない。
何を見聞きしてもこの男は絶対に他言しない。余計な詮索も一切無い。
ただ、黙ってカウンターに立ち、言われるがままに酒を提供する。

この男の前では何を話しても問題ないだろう。

(雑談スレッドです。)

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…(静かに義賊が捕まり、火炙りにかけられる迄の顛末を唄いながら、
軽快だったリズムも段々と切なく、義賊の死を悼む人々の嘆きのように暗く沈んだものになっていく、しかし彼の死から立ち上がった人々の蜂起から激しいリズムに変わり、遂には悪徳貴族を打倒した終局に物語は終わり、勇壮に大きく弦を掻き鳴らし、演奏を終える)
……ふぅ……(ジュースを取って喉を潤して汗を拭き)
…これはドコにでもある小さな英雄鐔サ、お騒がせしたネ。
詩人ってほど立派でもネェよ? ケチな二流の芸人サ
へぇ?伝承の話かい、興味あるね。

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