店主「…………………………」

カウンターの向こう側に無口な中年男が立っている。
「いらっしゃいませ」の一言も無く、ただ黙々とグラスを磨いている。明らかに客商売向けの人間ではない。

だが、誰もこの男を咎めはしない。
何を見聞きしてもこの男は絶対に他言しない。余計な詮索も一切無い。
ただ、黙ってカウンターに立ち、言われるがままに酒を提供する。

この男の前では何を話しても問題ないだろう。

（雑談スレッドです。）

ワッツ？　そいつは妙だな？
梅なんてさほど高価なものでもないし、江戸時代……400年前くらいには一般ピーポーでも食べれるようなもんだったはずだぜ？
まあテレビでチラッと見ただけの雑なトレビアだけどな！
平安時代じゃあるまいし、世界の違いってのはビッグだな HAHAHA！＞梅干し

HAHAHA、河童を見たのはミーだってはじめてだぜ？　ベガスは頻繁に訪れてたがな！
っと、スモーキング？　ソーリー、ガールじゃなくてレディだったか？
随分と若くてキュートだったもんだから年下かと思ったぜ＞ロウ

ミーはあんまり甘いの得意じゃないからそいつは厳しそうだ……いや、ハチミツチキンよりマシだが＞ホットミルク