店主「…………………………」

カウンターの向こう側に無口な中年男が立っている。
「いらっしゃいませ」の一言も無く、ただ黙々とグラスを磨いている。明らかに客商売向けの人間ではない。

だが、誰もこの男を咎めはしない。
何を見聞きしてもこの男は絶対に他言しない。余計な詮索も一切無い。
ただ、黙ってカウンターに立ち、言われるがままに酒を提供する。

この男の前では何を話しても問題ないだろう。

（雑談スレッドです。）

ふむ、なかなか賑やかだなココは。
新しく来た者はよろしく。ジョセフ・ハイマンだ。

＞エマ
（腕を組み、エマを含む店内の面子をジロジロと眺めつつ）
………ふん、敵…か。確かにな。
ここにいる者は何れも秩序から外れた無法者らしいな。…例外もあるようだが。
普段なら片っ端から連行して尋問した後、矯正施設か処理工場にでも送りつける所だが………混沌ではそうもいくまい。
不本意であるが私も知らぬうちにここの秩序を乱してしまったし、ヘタなことをして袋叩きに………
（小声で）あっ、悪くはないな…なかなかそそられる……いやだが流石に体が…（ぶつぶつぶつ）

ん？肉？……肉だと？天然の！？
おぉ、なんと……素晴らしい。実際に食べるのは初めてだ…。
どれ、頂くとしよ………（恐る恐る一口食べ、硬直）