店主「…………………………」

カウンターの向こう側に無口な中年男が立っている。
「いらっしゃいませ」の一言も無く、ただ黙々とグラスを磨いている。明らかに客商売向けの人間ではない。

だが、誰もこの男を咎めはしない。
何を見聞きしてもこの男は絶対に他言しない。余計な詮索も一切無い。
ただ、黙ってカウンターに立ち、言われるがままに酒を提供する。

この男の前では何を話しても問題ないだろう。

（雑談スレッドです。）

邪魔するぞ！！しばらく匿ってほしい！
（ばーんと乱暴にドアを開けて大柄な仮面男が入ってきた）

いや、参った……まさか私が警邏に追われる側になるとは
少し肌の露出について注意をしただけではないか……確かに声は大きかったかもしれぬが
（やや声を低くして）だがしかし、たまには獣のように追いたてられるのも悪くはないな…なかなか刺激的であった……ふっ、ふふひ……

…っと、失礼した。私はジョセフ・ハイマン。よろしく頼む
今は…何だ？料理の話題か？