ギルドスレッド
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月見酒の縁側
「――ばーか」
言う前にシフォリィを抱き寄せて言葉を遮ってやろうとする。
「それ以上何も言うな」
わかってる。
命を賭けるなというのは彼女の自由すら奪うものだ、一緒に生きるとは多分こういう事じゃない。
正直なところ失うのは怖い、でも――
「俺から言うのはたった一つだけ。
勝手にどっかに行かないでくれ。……あ、一々出かける先報告しろって意味じゃないぞ?
一緒に歩く……まぁ、実質的に一緒に生きてくれって事なんだけど。その言葉を受けてくれた責任は取ってくれってことだ。
つまり、だ。
別にそんな我儘とか言われなくても元から俺は君を離すつもりはないし、何かあれば君の力になりたい。
君の帰る場所にもなりたいし……俺の帰る場所になってほしいから……って、何言ってるんだろうな俺」
言う前にシフォリィを抱き寄せて言葉を遮ってやろうとする。
「それ以上何も言うな」
わかってる。
命を賭けるなというのは彼女の自由すら奪うものだ、一緒に生きるとは多分こういう事じゃない。
正直なところ失うのは怖い、でも――
「俺から言うのはたった一つだけ。
勝手にどっかに行かないでくれ。……あ、一々出かける先報告しろって意味じゃないぞ?
一緒に歩く……まぁ、実質的に一緒に生きてくれって事なんだけど。その言葉を受けてくれた責任は取ってくれってことだ。
つまり、だ。
別にそんな我儘とか言われなくても元から俺は君を離すつもりはないし、何かあれば君の力になりたい。
君の帰る場所にもなりたいし……俺の帰る場所になってほしいから……って、何言ってるんだろうな俺」
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深緑内の自領に仮住まいを構えたクロバは自室にて大きなため息をついた。
「……まったく、バカだよなどいつもこいつも」
”彼女たち”の感情も理解できる。
ただ――それでもし帰ってこれなかったらどうなる?
置いて行かれるこっちの気持ちを考えたことはあるのか?
つい、そんなことを思いしばらくシフォリィですら少し距離を取ってしまっている日々が続いていた。
まったく馬鹿だよな……俺含めて。
そんな黄昏ていた時、部屋の扉をノックする音が聞こえた。
(シフォリィとの1:1RPスレです。該当PC以外の発言はご遠慮ください)