ギルドスレッド
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月見酒の縁側
「……」
返事をすればいいものの、声を詰まらせる。
ここまで来た用件には大体の察しはつく。
しかしどんな顔をして出迎えればいいのかが、彼女に対していつもどんな感じで言葉を交わしてたのかが今は分からなくなっていたから。
「――あぁ、いるよ。今開ける」
待たせても悪いし、意を決して扉を開く。
「……やぁ、遠いところわざわざようこそ」
我ながらよそよそしい態度だなと内心苦笑が漏れる。
玄関先で話しこむよりも中に案内した方がいいだろう、とそのまま彼女を中へと通した。
返事をすればいいものの、声を詰まらせる。
ここまで来た用件には大体の察しはつく。
しかしどんな顔をして出迎えればいいのかが、彼女に対していつもどんな感じで言葉を交わしてたのかが今は分からなくなっていたから。
「――あぁ、いるよ。今開ける」
待たせても悪いし、意を決して扉を開く。
「……やぁ、遠いところわざわざようこそ」
我ながらよそよそしい態度だなと内心苦笑が漏れる。
玄関先で話しこむよりも中に案内した方がいいだろう、とそのまま彼女を中へと通した。
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深緑内の自領に仮住まいを構えたクロバは自室にて大きなため息をついた。
「……まったく、バカだよなどいつもこいつも」
”彼女たち”の感情も理解できる。
ただ――それでもし帰ってこれなかったらどうなる?
置いて行かれるこっちの気持ちを考えたことはあるのか?
つい、そんなことを思いしばらくシフォリィですら少し距離を取ってしまっている日々が続いていた。
まったく馬鹿だよな……俺含めて。
そんな黄昏ていた時、部屋の扉をノックする音が聞こえた。
(シフォリィとの1:1RPスレです。該当PC以外の発言はご遠慮ください)