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滅んだ村の集会所

【個室】エマ

エマが目を付け、住み着いた集会所の一室。
例によってベッドの骨組み位しかない殺風景な部屋であったが、彼女が村から拾ってきた小さなテーブルや、傷んだ棚、ぼろぼろのチェスト等の家具が散見され、ベッドにこれまたどこからか調達したボロ布が敷かれる等、それなりに整備されている。

来客は問題なく通すようだ。選びに選んだ彼女の隠れ家故、多少警戒はされるかもしれないが……。

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やめておきなさいよ。私のために泣いたって多分奇跡の一つも起きないわよ?
まぁ、暖炉前でたむろしてた三人のうち一人残すのは忍びないしね。私もなるべく頑張りたいところではあるわよ。

そうね、なんの意味もないような祈りや願いが、悪事を覆すのを何度も見てきた身としては。一回くらい、自分にそれが降り注いでも良いんじゃないかとは思うわね。

……ただ、ね。エマ。
自分にできないことが、誰かのためにできるようになる。その感覚そのものは当然ながら、悪いことではないの。
それは勉強して、身についた技術が披露されたのと同じような感覚なの。
私が多分今この状態で猛烈な拒否感や、七転八倒して少しでも遅らせようと暴れ倒さないのは。「それでいいから、何か残したい」っていう意思が、多分あるからなのよね。

結果としてそれは人ではなくなるとしても。
なんというのかしら、それはいつか子供が大人になるような。それくらい自然な延長線上にあるように感じてしまうの。
それが症状として、一番厄介なんでしょうけどね?

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