ギルドの傍に広がる鬱蒼とした森、
不器用ながらも点々と突き立てられた錆びた剣を追って行くと花に包まれた廃屋が佇んでいる。

苔や蔦、花に覆われたそこは緑の香りに混ざってカビの臭いがちょっとする。
中にはどこかから持ち込まれた長椅子や木椅子、果てにはベッドまで置かれている。

※「誰でも好きに過ごしてくれたまえ」と記された札が扉に掲げられている。

……夜明け前の静かな時間が、近頃は愛おしく思えて来る。

私も年かな。フフフ
（暗闇の中、小さなランプの光源だけ傍らに。廃屋の長椅子に座り窓辺から空を見つめている）

……む、眠っていたか。
どうしたものかな……ふむ（懐から取り出したクッキーを齧り）

揺れる花々は美しいが、時々クシャミが出るのだよね
まさか噂の花の粉でクシャミ出る風邪では……
（廃屋のベッドのシーツ取り替えつつ）

さて、とりあえず例の部屋を作ってみるかな（廃屋を出て行く）

……近頃は物騒だね、ふふ……（ピザを片手にのんびりしに来た）

(お掃除用具持ってきてぽんぽんお掃除して帰っていった)

……おや？　誰かが綺麗にして行ってくれたようだ（白い粉に塗れながら戻って来る）

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/82648
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