占いをする区画として一応は整えられていたが、客が来ないのでほぼ倉庫になりかけている
そんな場所であろうと、ここの主は相変わらずだらけている

おー…折角だし、頂くぜ。甘いモンはノーミソ働かせるのに良いからなァ。(空いてる場所に腰を下ろし店の主に視線を向け、にぃと歯を見せ笑みを浮かべながら礼を。トントン、と人差し指で己のこめかみを軽く叩こう。)
…お、うめぇ。
(口一杯に茶菓子を頬張りもごもごと言葉を発する姿は決して品が良いとは言い難いだろうか。)