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ギルドスレッド

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時計屋

扉を開いて

ちくたくと時計の針が鳴る。

人を出迎えたのは一面に飾られた時計の数々。
だが、その時計は一つとして同じ時間を指してはいない。

奥に見える作業台に初老の男が腰掛けている。
愛想を感じられる挨拶はなく、この商店の主人であろうその男は来客者を一瞥するのみで、すぐに手元で弄ぶ時計に興味を移した。

店の主が偏屈である事が窺える。

どうやらあなたを快く歓迎してくれるのは
相も変わらずちくたくと働く、時計達だけのようだ。

=====
このギルドのとりあえずの玄関口。
主人は時間合致した場合に応答します。
差し当って一発言・一行動の短文推奨。
不在時に万引きされると主人が悲しみます。

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ふふ、ありがとう。
……見て貰いたい物って言うのが、これなんだけどね。
どうも何か強い衝撃が加わってしまったみたいでね……
生憎私は記憶が飛んでしまっているものだから、具体的に何が起きてこうなったのかはわからないんだけど……
(そんな風に淡々と説明しながら、つかつかと男の方へと歩み寄って来ると、作業台の上へとその"品物"がそっと置かれた。
 シンプルな革ベルトの小さな時計だが、ガラス部分には大きなヒビが入っている他、短針が外れて文字盤の上に転がり落ちてしまっている。秒針も随分と緩んでいる様に見えた。)
直らなければ、諦めて新しい物を買おうと思っているけれど……直せそうかい?

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