ああ、丁度良いところに来てくれた。
今、作戦会議をしていた所だ。
戦争は避けたいが、身に降りかかる火の粉は振り払わねばならん。
君達の意見を聞かせてくれないか？

※このスレッドは勢力に対する「提案」スレッドです。
※勢力として「このような動きをした方がよいのでは？」という提案があった場合、なんらか勢力の動きやシナリオの傾向に影響がある可能性があります。
※その他「こんなスレッドも欲しい！」などと言った内容でも構いません。

「ノーザンキングスと辺境、その境界付近にある共同体への呼びかけ」を提案する。

情報というのは首都から離れるほどに、人のある場所から離れるほど伝達が遅く、また伝わったとしても曖昧なものになってしまう。
鉄帝首都からの情報を遅れて取得した村々は、今現在身の振り方をどうするかで悩んでいるはずだ。平穏な生活の為に自衛手段を確立するか、それとも混乱に乗じて蛮族に身をやつすか……それとも迫りくるノーザンキングの元に下るかをだ。

解放戦線としては後者２つの選択肢を民草にとられるのは、戦力的にも士気的にも不都合であるはずだ。ボクたちは彼らに対し、解放戦線がどれほど明確に未来を見据え、立ち上がり、努力し、魔種と暴力による横暴には屈しないこと。そしてそのためにも手を取り合い守り合い、互いに協力するべきであることをアピールしなければならない。
いままさに戦禍に攫われんとしている小さな村々に対し、迅速且つ親身なアプローチができるのがボクたち解放戦線の強みであり、そしてノーザンキングスにはさせてはならない行動だ。加えてこれは覇権争いに専念する主勢力にとっては軽視しがちな問題でもある。

ボクたちがこのように呼びかけるメリットは、声をかけた村々がそのままボクたちに協力し兵力となってくれること。ボクらを指示する民の声を集められること。彼らの生産力を生かせることだ。
個々の力は小さいが、積み重なれば無視できない存在となる。ノーザンキングスに力を与えないためにも根回しはしておくべきだろう。



要するに、「狼に食われる前に家畜を囲え」ということだな。
北方（鉄帝）の慣用句だったか、使い方は合ってるかな？