イレギュラーズよ、ボーデクトンの調査。まことに大義であった。
　ボーデクトンには『新時代英雄隊』がおるようじゃな。
　――しかしイレギュラーズの奮闘により敵のおおよその抵抗も掴めた。
　また、諸君らの協力により、帝政派は飛躍的な成長を遂げておる……
　今ならば制圧作戦も不可能では無かろう！

　故に軍を動かすが……その準備の間に、じゃ。
　この奪還作戦の際、ボーデクトンに対し何か行いたい策などはあるか？
　例えば敵の後方地点を押さえる、などかの。
　何か閃いたら報告してくれ。確実に採用出来るとは限らんが、参謀部と検討してみるでな。

　※本スレッドの状況により帝政派がボーデクトン制圧に動く際の依頼傾向に影響がある可能性があります。
　※本スレッドによる話し合いは11/17頃までの予定です。

　ふむ……どうやら話はまとまったようじゃな。長くの相談、お疲れ様じゃった。

●北部ゲリラとの連携
　件の部隊には、こちらから連絡を飛ばそう。イズルード大尉か。彼の既知のものが、此方の兵にもおる。
　そのものを遣わせれば、向こうも信頼してくれるじゃろうて。
　皆が願いたいのは、内部からの陽動、そして情報戦じゃな。
　内部からの陽動は、おそらく向こうも願ったり叶ったりじゃろう。作戦当日は、彼らの戦力を当てにしても良いじゃろうな。
　東部、首都方面のルートの制圧もお願いしておこう。なるほど、増援の阻止か。よい着眼点じゃ。

　そして、情報戦による敵軍のつり出し……これは敵がどの程度食らい付いてくるかは未知数じゃが、実際に帝政派の兵を動かすことで真実味を持たせようと思う。
　じゃが、陽動部隊にローレットを使うわけにはいかん。皆は虎の子じゃ。ボーデクトン奪還作戦に全力を投入してほしい。
　此方も、我々を信じて背中を任せてほしい……という事になるが。我々の軍事力も、皆のおかげでしっかりと高まっておる。今こそその働きに報いる時だと思っておるよ。

●医師団について
　以前にも言った通り、可能な限りの支援は行いたいし、此度の戦で大きな被害が出ることも予測しておる。
　とは言え、医師団の活躍は、ボーデクトン奪還後の話となるじゃろうな。善意の者たちを、後方とは言え戦場に置くにはリスクが高すぎる。
　これが、人対人との戦争なれば、ある程度のルールは作れるというものだが……相対するは、魔のもの。ルールや情などは通じるまい。
　本格的な活動は、この戦いの後になるじゃろう。ケガ人が出るのを待つだけというのはつらいじゃろうが、今しばし待っていてほしい。