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シキアの樹
(口々に名乗りをあげる面々に、影は小さく言の葉を詰まらせた)
(名前。其れは何時の日からか呼ばれるようになった、本来ならば厭わしい二つ名)
(然れど、)
……夜鷹。
そう、呼ばれてる。
(直ぐに女だと判る”本当のなまえ”は、影にとって不便なものであったから)
(影は其の名を受け入れ、其の儘を名乗る事が常であった)
(名前。其れは何時の日からか呼ばれるようになった、本来ならば厭わしい二つ名)
(然れど、)
……夜鷹。
そう、呼ばれてる。
(直ぐに女だと判る”本当のなまえ”は、影にとって不便なものであったから)
(影は其の名を受け入れ、其の儘を名乗る事が常であった)
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青く澄みわたる空に、恵みの雲は見えず。
時折に吹き抜ける風だけが、僅かな涼を与えてくれる。
穏やかに揺れるシキアは、今日も憩い人を歓迎していた。