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シキアの樹

落葉の夕暮れ、笑ふ影法師

或る秋の日。陽の落ち始めた黄昏の頃。
ゆるりと沈んでいく陽が、シキアの影を長く伸ばして。
風を受ける枝葉の影が、まるで笑うかのように揺れていた。

――かぁかぁ、親烏が鳴いている。そろそろお家に帰ろうね。
――かぁかぁ、かわいい我が子と連れ立って。枝葉を揺らし飛び立った。


一方で、親から逸れた土の雛。
日中と変わらず其処に在り、水晶の目玉を緩慢に動かして。
……帰る場所を、探していた。





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それとなく、のんびりと。

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ちょっと面白ぇよなー、そう言うの。
(にこにこと楽しげに笑う表情。
 自分の世界だって、とても広かった。けれど、その世界すらも超えてしまった今となっては、どれだけ新しいものが待っているのか想像も付かない。
 その新しいものの中に、きっとふとした瞬間に郷愁を感じるものもあるのだろう)

動き慣れてなかった? ん、動けなかったのお前。
俺が透けてるのは元からだよ。元の世界だと物体透過したり、自由に空飛んだり、其処らにぼこぼこ蔦生やしたり、動植物や精霊達と話したり出来たんだけどさー、そう言うの全然出来なくなっちゃった。
(動き慣れないとは。興味深そうに相手を見つめる。土色の子ゴーレムとか聞いたっけ。
 自分のことは、極あっさりと。自分は元々非物質系の存在だ、本体はどっしりしていたし、国中に枝葉を伸ばした枯れずの藤だったけれど。今となっては弱体化も著しい。自由に出来るのなんて、自分の身体から生やせる蔦だけだ)

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