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ギルドスレッド

移動雑貨屋メアリ

旅路の馬車にて

パカッパカッと小気味よく蹄が地面を蹴るの音が辺りに響き、ガラガラと馬車の車輪がゆっくり回る音がのんびりとした空気を醸し出す。
此処は旅路の途中の馬車の中。
少々狭いが、それでも優に十数人は乗れる大型の二頭立て馬車の御者台で店主のメアリは馬車内の会話に耳を傾けていた……。
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●団員用のRP交流スレです。
・乗り合い馬車として利用している者
・従業員などの雇われている者
・偶々紛れ込んだ者
を目安に自由に会話して下さい。
●スレ参加人数上限は(メアリ除き)約10人でお願いします。
●シチュエーション
・詳しい場所は定めませんが、幻想(レガド・イルシオン)の平原の何処かです。
・気候は夏っぽい感じです。


凡そ100レス程度を目安に、街に着きます。
メアリは声を掛けられれば反応します。

では、良い旅の一時を。

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(照りつける日差しを受けながら、御者台に座り馬車を操る。小柄な体躯と童顔の女性で、しかも片足は義足でありながらも、難なく大型の馬車を手繰る姿は、流石は商人と言った様相だ)
買い物じゃなくて、移動手段として使ってもいーワケ、この馬車は。(言いながらも、まったく悪びれるふうもなく寛いだ様子でいる。従業員でもなんでもないのだが。…)
(まったくもって長閑である。蹄の音を聞きながら、人前で欠伸を零しそうになるのを堪えつつ)ねーえ。どこ行くのこれ。(尋ねる。子供のように。なにぶん陽の高いときに遠出をすることなど滅多にないものだから、少なからず楽しんでいるのである)
移動手段、と言ってもお客の要望で目的地は変えられないし、人数も限られてしまうものであるけどね。(カラカラと笑いながら答える)
おや、知らずに乗ってきたのかい?
これから「幻想」の地方都市の一つに向かうのさ。大きな街では無いが、住民は皆いい人ばかりで過ごしやすい町だよ。
まーね。(移動手段としては限られた条件であること、行き先を知らずに乗ってきたこと、両方への返事をひとつに纏め、)……暇だし。(後者について、ひとこと補足した)
へえ。なんてーか『幻想』って、『デカい顔の貴族とその他』みたいなイメージばっかあるケド、そういう穏やかなトコもあるんだ。その口ぶりだと、もう何回か行ったことあるトコなの。
ハハハ、やはりそういった印象が強いのだな。(ランヤの口ぶりに笑いを零す)ああ、勿論。私の主流の仕入れ先の一つさ。私の様な、弱小商人は大きな商会を通すと足元を見られ易いからな。多少遠く不便でも、そういった干渉の少ない場所に行く必要があるのだよ。
ッと、こんにちは、私も載せて貰っていいかしら?私も旅をしてるんだけど、歩きの旅でね。
(後ろから追い抜いて行った馬車を見つけた。
うん?ああ、問題ないよ。賃料は貰うが大丈夫かい?(馬車を止めマヘルに声を掛ける)
助かるわ。へえ、貴女も商人をしているのね。良い商材は合った?
「貴女も」と言う事は君も商人なのかな?(マヘルを載せ再び馬車を動かし始める)
良い商材、それをこれから探しに行くだよ。
ええ、まあ私の場合は趣味も兼ねてるけどね。
美術品や古道具といったものが専門なの、世界には美しいもの綺麗な物素敵な物が沢山あるからね。探して一頻り愛でてまた売るの。
いい商材と出逢えるといいわね。
ほう、手元に残さないのか?珍しいな。(マヘルの様な、美術品に惹かれる人は大抵蒐集に精を出すものだと思い込んでいたらしい)コレクションはしないのかい?
取って置いたら場所がいくらあっても足りないわ。私にはすべてを楽しむ場所もお金も足りないもの。取って置くのは本当に私が至高と認めたものだけよ。
確かに。私はコレクターという人種は大抵ソレに身銭をつぎ込み、自らを追い込むモノだと思い込んでいたがどうやら違ったらしい。(自分の中の認識を改める)では、君の云う至高とやらの中にはどんなものがあるのだ?…それとも未だ探求の最中かな?
コレクションというものは偶然という名の運命によって私の手元にあるだけなの。
そうね。常にこうして探している最中ね。敢えて言うなら、私のペンダントは、思い出があるし私にとっては至高の一品ね。
運命に、…思い出のペンダント…。
随分とロマンチックな物言いじゃぁないか。良いね、嫌いじゃない。
ありがと。美術ってのは得てしてそういうものよ。値段とそのものの価値が等価ではないの。
私は所詮、品物が誰かから誰かに渡るまでの運び屋、ついでにその御相伴に預かっているだけね。
メアリさんには何か宝物ってあるの?
ん、私か?ふむ、そうだな……。(馬車を手繰りながら考え、自分の大切にしている品を考える)ああ、私が良く使っている算盤。あれは宝物と言って憚る事はないな。幼い頃の父からの貰い物だ、懐かしい(懐かしむ様に表情を和らげる)
私なんかよりよっぽど本物の商人ね。でもそういう思い出の品っていうのは、どんな金よりもよっぽど価値があるわよね。
ふふっ、可愛らしい表情が見れたわ
おいおい、からかわないでくれよ。(可愛らしいと言われ苦笑いをする)
父も母も商人だった故に、私もその道を自然と歩むようになった…というだけさ。この大型馬車も馬も全部父から譲り受けた物だからな。まだまだ未熟者極まれりだよ。
綺麗な物、美しい物、可愛い物の目利きなら、はっきり言って自信があるわ。
維持費だってかかるのに、それを維持できているのなら十分よ。
私みたいな旗師なんかより、よっぽどね
初めから出来た訳じゃあないさ。初めたての頃はずっと赤字出しながら必死に維持費だけでも捻出した物だ。
眠い目を擦りながら馬車一杯に大荷物を抱えて、街と街を行商する日々だったよ。
それでもしっかり持っていられたのだから、大したものよ。
昔はそうでも今はちゃんとしていられるのですしね。
ふむ、そういう物かな?

……独立が14で今が20だから…、6年かな?自分では長くやって来たつもりだが、言葉にすると短い物だな…。
14歳から!!! すごいわね。頑張ったのね。それを6年も維持できただけですごい事だと思うわよ。
はは、ありがとう。そう言って貰えるだけで自らのやって来た事に自信を持てるよ。

君は何歳ぐらいから、こういう事を?
私はつい最近のまだまだ駆け出し。本当は私が絵を描きたかったんだけどね。
私には才能が無かったのよ。
っとあとはお店の宣伝みたわよ。よかったわね。
おや、絵描きになりたかったのか。なぜこの道を?(マヘルに尋ねる)

ああ…あれを見てくれたのか、ありがとう。
もともと、綺麗な物は好きだったの、こうやって世界を旅すれば、いろいろな作品もそうだし、綺麗な風景とかいろいろ美しい物が見られると思ってね。
それに、美術品って金銀財宝って物よりは、価値が分かりにくいし。かさばるし、保管に手がかかるし、出品するためには補修っていろいろ理由があって、ダンジョンとかでも置き去りにされるケースってよくあるの、そういう世界に埋もれた芸術の回収ってのも目的ね
なるほど、良い夢じゃあないか。
しかし、ダンジョン、ダンジョンか。
そういう所に潜ると言うことはそれなりに危険もあるのだろう?
そこらへんはどうしているんだ?
女の一人旅だし、護身術程度なら武器は扱えるつもりよ。
後は、友達に頼ったりね。もちろん取り分は半々でね。
ほう!ふむ、それは良い事だ。ははは、そこらへん甘く見ていると簡単に野垂れ死んでしまうからね。しっかりしているじゃあないか(マヘルの言葉を聞き関心する)
ありがとね。メアリさんの所は護衛とかはどうしているの?
野盗とかには狙われそうだけど。
ああ、かなり標的にされている。だから、その街その街で雇ったりしている。これが中々高く付いてしまうのだが、命と商品には変えられないからね。必要な出費だ
信頼しないといけない相手を安く見積もるわけにはいかないものね。
気を付けないと護衛が野盗に早変わりだし。しっかりそういう所にお金をかけるのは良い事だと思うわ
節制とケチを見誤ると痛い目を見る。
六年間で学んだ事の一つさ、金は使うべき所では使い、そうでない所では控える。
これが出来ねば商人は名乗れぬさ
ほんとうにメアリさんはできた人ね。
私もいつかちゃんとしたお店を持ちたいわ
君ならきっと出来るさ

そうなったら、私も客として訪ねても良いかね?
ええ、是非見に来て欲しいわ。 でも、まずはそのための資金と売れるだけの作品を集めないと。まずは町に付いたら青空市でも見わたして、商材集めね
ああ。

私も商店ギルドに顔を出した後に、露店漁りでもするとしようか

……っと、言ってる内に街が見えてきたぞ(馬車内のマヘルに振り向き声を掛ける)
あまり普通のお店向けの物は無いでしょうけどみて回るのも楽しいものよ。
ありがと、それじゃあ、私はここで降りようかしら、メアリさんはどれくらい滞在の予定なの?
4日だ。
その後に、3日ほど街道を巡りながら店を開きつつ行商を行い近隣の村に寄り、その後再び別の街に発つ予定だ。
そう、それじゃあ、ちょっと町を見てくるわ。 ここまでありがとうね。
町の様子をみてまた、移動するかを決めることにするわ。
ああ了解だ。(そして馬車は街の外門へとたどり着く)
どうする?このまま乗ってるなら入門はタダだが?(衛兵に商人の手形などを見せ受付を済ませながら尋ねる)
そうね、なら待っていようかしら、ここで無駄使いしても仕方がないわ。
そうすると良い。(門を抜け適当な場所で馬車を停める)
さあ、到着だ、荷物をお忘れなく(にぃと笑ってみせる)
ありがと、助かったわ。はい、お代ね。(ここまでの代金を支払い
ちょうどいい依頼があったから、ちょっと妖精郷まで行ってくるわ。
ほう、妖精郷か。惑わない様に気をつけてな。(代金を受け取りつつ)

では達者でな。また縁があれば何処かで会おう。

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