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造花の館
でも、今は食べてない。
プリンは決して一番じゃない、って。わかってから。食べるのはやめた。
別に、嫌いになったとか、興味が無くなったとか。そういう訳じゃないんだ。
確かに、信じる事はやめた。
立ち直ってから体の調子も確かめて、今までとおんなじ様に動けた。
オレの”性能”は、確かにプリンには左右されなかったって事だ。
プリンを食べなくたって、何も変わらない。必要は無かったんだ。
でも、それでプリンが大好きだって気持ちまでは無くなったわけじゃない。今だって好き……いや。
むしろ、今の方が好きかもしれない。
多分……ちゃんと、味を意識する様になったから。
今までの自分と、今の自分。
今の方が……味を思い出す時に、ちゃんと意思して思い出してる。
今の方が、きっとプリンが美味しい。
もう一度、プリンが食べたい。
でも、もう食べないって決めたんだ。
(目を開く。決意に満ちた瞳が、まっすぐ前を向いた)
プリンは決して一番じゃない、って。わかってから。食べるのはやめた。
別に、嫌いになったとか、興味が無くなったとか。そういう訳じゃないんだ。
確かに、信じる事はやめた。
立ち直ってから体の調子も確かめて、今までとおんなじ様に動けた。
オレの”性能”は、確かにプリンには左右されなかったって事だ。
プリンを食べなくたって、何も変わらない。必要は無かったんだ。
でも、それでプリンが大好きだって気持ちまでは無くなったわけじゃない。今だって好き……いや。
むしろ、今の方が好きかもしれない。
多分……ちゃんと、味を意識する様になったから。
今までの自分と、今の自分。
今の方が……味を思い出す時に、ちゃんと意思して思い出してる。
今の方が、きっとプリンが美味しい。
もう一度、プリンが食べたい。
でも、もう食べないって決めたんだ。
(目を開く。決意に満ちた瞳が、まっすぐ前を向いた)
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ボクにとって何者でもないお前は、愚かにも感情に流されここに至る。
気に入らないところは上げればキリがない。
ボクにとって価値もなにもないお前に知識を恵んでやると思い込むこと。
自分の手持ちの貨幣がその対価として必要十分だと思い込むこと。
礼儀も作法も示さずに一方的にまくしたてること。
ボクの好むこと好まざることを調べもしないこと。
お前そのものの存在がボクにとって貧乏くじに等しいこと。
お前自身が考えもしなかったこと全てに腹を立てる理由がある。
……一方で、お前のその行動に見る価値のあるところもある。
砂の一粒程度ではあるがな。
その砂金一粒に免じて、お前にはチャンスを1度だけやる。
●今回のカードの特徴
それは高価そうに見える。
それは色付き硝子のように薄く透通っているが、裏の模様を見透かせない。
それは『語り手』の敗北を検知すると曇ってしまう。
それは『聞き手』の敗北を検知すると淡く輝く。
それは誰かが勝利すると、全てのカードが勝者の手元で束になる。
●ルールへのリンク
https://rev1.reversion.jp/guild/818/thread/14878
●特別ルール:カード指定
自PCが引くカードを、乱数に頼らずPL自ら指定してよい。
これは各PLごとにゲーム中1回まで使用できる。