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ギルドスレッド

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造花の館

翼カルトってなんだよ

「領主~、翼カルトのえらい人から手紙着てますよ。
 要約すると『暇だから遊びに来るね』みたいな感じの。」

この地域で一番の、そしてこの地域では唯一の執政官が、好奇心とデバガメ根性からくる愉快そうな面を浮かべている。腕の中にはポストから持ってきた仕事上の手紙の束。その中にはあのうさん臭い教祖からのの私用の手紙が紛れ込んでいたのだろう。
最近思うのだが、こいつに手紙の持ち込みを任せるのは間違いかもしれない。それか私用のポストを別に分けておくべきだろう。

「へ~~~~……エントランスでお迎えするんですね?執務室じゃなく?
 あんまり仲良くない感じの人なんですか?
 でも仲良くないひとならそもそもOKサイン出しませんよね。」

探りたがりのバカを睨みつけ、仕事に戻るように促す。肩をすくめながら気のない返事で書類仕事に戻っていく。

仲がいいわけではないというのは事実だ。だが使い道はある。
秘密を探られるリスクや、領民に交友の広さを示すポーズをとるならこの程度でいい。というかいまいち得体の知れないやつを屋敷の奥に招き入れるとか普通に抵抗あるだろうが察しろ。

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ある日のこと、ついに魔種が現れる。
この地の者たちを、己の狂気でおかし、魔種へと落とさんと呼び声をかける。

閉じこもったひとりは、扉の隙間より滲み出る狂気におかされ、その呼び声に屈してしまった。
しかし、欲望と向き合い続けたひとりは、忍び寄る狂気に囲まれながらも夢を忘れなかった。次第に強くなりゆく呼び声の中で、ひとりは確固たる自らの欲望にしがみ付いた。欲望はひとりに力を与え、欲望は夢へと昇華される。

呼び声を拒むひとりに、苛立ちを覚えた魔種が手をかけんとしたその時、奇跡が起きた。
天高く自由に舞いたいと願い続けたひとりの背中に、一対の翼が産まれたのだ。その翼は羽ばたきと共に魔種の手を振り払う。その姿に恐れおののいた魔種はその場から逃げ出し、以降二度とその場に現れることはなかった……

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