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造花の館

執務室

一般的練達人を迎える応接室とは違い、セレマの執務室は半分私室と化している。
幻想風の調度品ばかりかと思えば、執務机の中央にはコンピュータのモニターが鎮座し、もっといえばエアコンまでついている。
アンティークに紛れて文明の利器がそこかしこにある。
再現性の民に言わせれば「古典趣味的」な部屋だろう。

セレマは訳知りの個人的客人はこちらに通すらしい。
いつ来ても部屋いっぱいに焚かれた香(のような独特の香り)があなたを出迎えてくれるだろう。
然るべき客人であるならば。


●やってはいけないこと
・知らない声が聞こえても返事をしてはならない
・書類や機械は勝手に触らない
・執務机の載せた天秤はアンティークではないので触れてはいけない

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言葉尻を捕らえるようなこと言うようになったなコイツ…

だが考えてもみろよ。
物語のラスト、寝室で眠る男と女、そこにナイフを持ち忍び寄る人魚。
男は形は違えど2人に愛を向けていて、2人は男に愛を向けている。
この構図だけ切り抜けば、人魚姫には「男を刺す」「自分が死ぬ」以外にもうひとつの選択肢があることがよく見えるはずだ。

「女を殺して男の愛を独占する」ことだ。
恋した相手を手にかけないまま、人間であり続け、傍に居続けることができる、もうひとつの可能性だ。
魔女の取り決めを守りつつ、道義を踏み倒しながら、男の愛をものにし魂を手にする。
細いながらも唯一無二のチャンスがそこにあったろう。

だが、それはなされなかったのはなぜか。

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