PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

造花の館

四夜目

●あらすじ
依頼だから交易船の警護やってるけどさ。
なにも起きないとやっぱ暇だよね。

●今回のカードの特徴
それは高価そうに見える。
それは色付き硝子のように薄く透通っているが、裏の模様を見透かせない。
それは『語り手』の敗北を検知すると曇ってしまう。
それは『聞き手』の敗北を検知すると淡く輝く。
それは誰かが勝利すると、全てのカードが勝者の手元で束になる。

●ルールへのリンク
https://rev1.reversion.jp/guild/818/thread/14878

●特別ルール:カード指定
自PCが引くカードを、乱数に頼らず「このカードを引いた」ということにしてよい。
これは各PC1ゲーム中1回までの救済措置である。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
そう叫んだ聖騎士は、その背に背負った豪槍を、女に向かって投げつけた。
槍は軟弱な家屋ごと女を貫き、夜の静けさをかき消した。
続けて聖騎士は気がふれたように叫び続けた。
「神敵」だとか「神罰」だとか「己が代行者」だとか、それとも「こんなにも愛しているのに」だったか?
ともかくそんな訳の分からないことを口々に叫び散らしたんだよ。
まるで愛と憎悪をエゴで煮詰めて、プライドで固めたような、濁り切った声音でさ。

男たちが叫びをあげるよりも先に、その聖騎士は蹄鉄で男を踏み抜いた。
誰かが助けを求めるよりも先に、その聖騎士は家屋に突撃し破砕し、中にいた人間をメイスで殴りつけた。
そうして事態が混乱へと向かおうとしている中、偶然そこに居合わせたらしい傭兵たちが、聖騎士をどうにかしようとしたが……

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM