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造花の館

添え物に身の上話を

●あらすじ
キミ達は再現性東京での一仕事を終えた。
キミ達は腹ごなしに和食チェーンのファミリーレストラン「和人」に入った。
そしてどういうわけだかゲームに興じることとなった。
 ※スレ内に登場する名前は実在する人物・地名・団体などとは一切関係ありません。

●今回のカードの特徴
それは高価そうに見える。
それは色付き硝子のように薄く透通っているが、裏の模様を見透かせない。
それは『語り手』の敗北を検知すると曇ってしまう。
それは『聞き手』の敗北を検知すると淡く輝く。
それは誰かが勝利すると、全てのカードが勝者の手元で束になる。

●ルールへのリンク
https://rev1.reversion.jp/guild/818/thread/14878

●特別ルール:カード指定
自PCが引くカードを、乱数に頼らず「このカードを引いた」ということにしてよい。
これは各PC1ゲーム中1回までの救済措置である。

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話を戻そう。
ともかくボクは良質な作品を求めていたんだ。
それでさっきも言った通り、ここ再現性東京に領土を持っているといったろう?
ボクはここで得た資金を使って、映画会社を1つ買収したんだ。

目的はただひとつ。一切の妥協なく良質な作品を作らせるためだ。
「資金難が」とか「納期を意識して」とか、話題性とかコネとか不謹慎とか流行とかターゲット層とか……そういうくだらないものを一切排除して、ただ良質なものを作らせるために、だ。
そのためだったら多少の出費くらいは大目に見れる。
そもそも趣味のための出費というのは、そういうものだろう?

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