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捩れ木の匣

ある夜、森の入口。

ある夜、森の入口。
すでに陽も遠く涼しい風。虫の歌声が聞こえている。
家馬車の脇でおんぼろ外套が火を焚いている。
石の輪の中、串に刺された肉が焼ける香りが煙と共に上がる。
君は焚き火に加わっても良いし、足早に通り過ぎても良い。

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(鍋を杓子でかき混ぜかき混ぜ、)
……あ、そうそうオレの名じゃが、オレぁリザシェというんじゃよ~。
薬草売りだの花売りだのをしておる。
森に入ったり遺跡に潜ったり……そこで育てたりな。
(と自分の馬車の変わった屋根を指さす。
 暗がりで見えづらいが、あれこれと植物が植わっているようだ。)
それと――まあええか。(と首を振り、)
……ああそうそう、ちょうど今日遺跡でこんな物を拾うてのう~。
入れてやるから、開けんか~。石、好きじゃろ~?
(脇に置いてあった革の背負い鞄から取り出した古びた石板の欠片を手にし、
 篝の胸をこじ開けようとする。
 ――いかにも意地悪げな笑みを浮かべて。
 彼の胸に宝石をしまう空洞があることをリザシェは知っているのだ。)

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