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捩れ木の匣
(少女の声、ゆっくりと顔を上げ)
――ああ、ええぞ~……。
あんまり遅い時分に娘っ子がひとり、危なかろう~。
誰ぞ供はおらんのかえ~?肉食うか~?
(と串の一本に手を伸ばし、肉の焼け具合を確かめる。うまそうだ。)
――ああ、ええぞ~……。
あんまり遅い時分に娘っ子がひとり、危なかろう~。
誰ぞ供はおらんのかえ~?肉食うか~?
(と串の一本に手を伸ばし、肉の焼け具合を確かめる。うまそうだ。)
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すでに陽も遠く涼しい風。虫の歌声が聞こえている。
家馬車の脇でおんぼろ外套が火を焚いている。
石の輪の中、串に刺された肉が焼ける香りが煙と共に上がる。
君は焚き火に加わっても良いし、足早に通り過ぎても良い。