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ギルドスレッド

蜘蛛ノ根城

資料室【大欄蜘蛛】

これはワタシの救いようがないクソッタレな昔話だ。
面白さの欠片もない不幸で不憫なお涙ちょうだいな話だよ。
全く思い出したくもないが、記録として残しておけっていわれたもんでな

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ある所に小さな村があった。
山に近いその村は山の恵みによって栄えているとはいえないが、十分日々の暮らしを営むには支障が無い程度には生活を送る事が出来ていた。
そんな村にとある一人の女、いや別にぼかす必要も無いだろう。
幼き頃、まだ人間であった頃のワタシがいた。
少女の名は『鈴蘭』
まぁ、良くも悪くも好奇心が旺盛な少女時代だった……とだけ言っておこうか。
ここで一つクイズといこうか。
過去、人間の一番の死因となったものは何か分かるか?
熊?蜂?そんな可愛いものではないよ。
答えは『病』
姿無き暗殺者、音もなく忍び寄る死神
少女に降りかかった不幸もまたその『病』であった。
少女の父と母、ワタシの両親は病によっていとも容易く死んでしまったよ。呆気もなくね。
ワタシは悟ったのだよ。人間というのは病に対して何とも無力なのだと。
ならば最後までワタシは抗って見せようとね。
その日から少女の生活は変わった。
生憎とも村というのは小さいコミュニティでね、両親を失った少女に対して色々と優しく接してくれたよ。
お陰で飢えずにすんだし、好きなだけ勉強に集中できたさ。
時折やってくる商人から薬学の本を買い、本気で勉強したものだ。
山に入っては薬草だとか毒草だとかをかき集め、混ぜ合わせては自分で試したものだ。2、3いやもっとだな。死にかけたことも苦い思い出だ。
村に医者なんてものはいなかったからな。気付いたらワタシがその立場になっていた。あぁ、勿論基本的にはちゃんとした薬を処方していたぞ?
お陰で村での死亡率は少しは軽減出来ていたと自負している。
まぁ、それもアレが来るまでの話だがな。

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