PandoraPartyProject

ギルドスレッド

《アイオンの瞳》

【竜育小屋】

何故か廃教会の近くに稀に姿を見せる様になった竜の為に何を思ったか、アレフが慣れない日曜大工で作り出した一品。
竜でもしっかり入れるように設計はされているが、所々補修の跡が残されている。
別段、この小屋を隠す心算はないのか誰でも訪れられる様になっているようだ。

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(目の前で広がる小気味よい光景に尻尾を縦に波打たせつつ、どうにも眠たくなってきたようだ。大きく口を開け、ぼふんと青白い火の粉を吹き出し、やおら身体を横たえ、首を両腕の上に乗せて目を閉じる。

ちょっとだけクラリーチェさんが持ってきた煮物に鼻先をピクピクと動かしながら、瓦礫をべきばき粉々にしつつ安らいでいる)
で、結局小屋はどうするのです?(残骸を片付けはじめながら)
屋根も特に必要なさそうではあるし、補修なども必要ないだろうからな。
割と竜の寝床としては適正なのかも知れないし、このまま置いておこうかと思っている。

何かしら利用価値が見いだせたらその限りではないんだが。
むしろ小屋などより、穴でも掘ってやったほうがいいのかもしれないな。
私の世界では、ドラゴンは山間の深い洞窟に住んでいることが多かった。
この世界のドラゴンがどうかはわからないがな。
(鼻先から大きな呼気を吹き出させつつ、やがて寝息のような柔らかい響きが流れてきた。巨大な翼が身体を包み込むように降り、すやすやと目を閉じている……。会話は、聞けているような、聞けていないような心地だった)
あらあら…。眠ってしまわれたようですね。
このままこの場所を住処にするのであれば…おうち、まではいかずとも雨をしのげる屋根のようなものがあればいいのでしょうか?
洞窟を作るにしても、掘削するような場所がな……。
当人から聞ければそれが一番良いんだが。気持ちよく眠っているし、これは起きそうもないな。
(アルペストゥスの体を悪意なく撫でている)
案外、我々が何かせずとも、勝手にそこらで居心地のいい場所を見つけるやもしれんな。
言葉を発してくれたなら、あちらの好みに合わせたものを用意できるのだが……
さすがのバベルも、話す気のない相手の気持ちまでは伝えてはくれぬようだ。
(胸からお腹にかけてを大きく膨らませながら呼吸をしている。閉じた瞼はどこか安らいでいて、このまま何時間でも眠っていそうな程の様相だった。触れた鱗の質感は滑らかな鉱石のようなひやりとした温度を持っていた)
ENTAKU村か……目立つ様な事はあまり……いや、どうせ何れは発覚する事ではあるか。

皆に少しでも興味があるならやってみても良いかも知れないな。
生活基盤を整え、自給自足を行えるようになるのは、大事な事だ。

……ふむ、まずは何から考えるべきだろうか?
ふむ……まずは井戸を使えるようにする事と、煮炊きするための炊事場を使えるようにすることじゃろうな。その上で、定期的な食材の調達じゃな。まあ、大した人数がいるわけでもない、小さな畑でもこさえて、足りないものは採ってくるなり狩ってくるなりすればよかろう。
別段、自給自足にこだわらず、足らんものは街で買ってきても良いとは思うがの。


竜?そのままで良いのではないかな。気持ちよさそうに良う寝取るし。
流石はゲンリー殿、色々とお詳しい。
衣、住はともかくとして、食の部分は明確に此処には足りませんから。
余暇を潰す、程度の認識で取り組む程度でも面白い物が出来るかも知れませんね。

……そうですね、彼に関しては今はそっとしておきましょう。起きそうもありませんし。
おう、キリキリ働くんじゃな、言いだしっぺ。
ぐっ……(観念したようにため息をつき)
かしこまりました、命令とあらば
そうですねえ(どこかえ消え)
~♪(どこからか芝刈り機を持ってきて雑草処理中。綺麗な花も構わず轢く)
ここに畑を作りましょう。
あの木が邪魔です。どなたか、あの木をがつんと切るか折るかしてください。
(何処からあんな物を持って来たんだろうか、と少し首を傾げながらも)
畑か……後で皆に好きな物でも聞いてみるか。果物やら野菜なら、この世界の物はどういうものがあるのか解らないが。

(木が邪魔、と言われそちらに向かって手を振るうと光がそこに収束し、弾けたと思えば僅かに地面を削った跡のみが残り、木は消滅している)
では、これで?
なんじゃ…今のは…?(目をこすり)

まあ、ええわい。邪魔な木が消えたの。
儂は井戸の方を見てくるよ。
アレフ殿、そのやり方はあまりに乱暴。
木は伐り倒し、材木として利用できる。消滅させては木の命が無駄になってしまう。
命を奪うのなら、その命は有効に利用されねばならない。伐採は私に任せてもらえまいか?
む……成程。確かにそれは一理ある。ならば、そのやり方を私も学ばせて貰っても?
これまでの常識だけで生きていては、何れ私も足元を掬われるでしょうからね。
もちろん。私が教えられることなど大したものではないが、君の助けになるのなら断る理由はない。

なに、そう難しいことではない。簡単なてこの原理だ。(言いつつ、よく育った大木のそばに歩み寄り)
こう、木の背中に手を回すような感じで抱きかかえ……
もう片方の手で、抱いた相手の腹を内蔵ごと押しつぶす感覚で一気に力を加える!
(へし折れる大木)
(ローラントの左側面からライトを当てている)
……流石に私がそれをしようと思えば余程筋肉を鍛えないとダメな様な気が。
しかし、こちらの世界に来てもそれだけのフィジカルをお持ちとは、ガリラベルク殿は元の世界で何をしていたのです?

そしてノイン、ガリラベルク殿が物凄く輝かしいのでもう少しライトを抑える様に。
太陽でも当たっているのだろうか、と思うくらいに眩しいので。
……グルルル(喧騒に目を開け、ぐいと首を持ち上げる。……キラキラしてる。と思った)
ガァウォ(お腹の奥から出すような低い音とともに、のんびり身を起こす)
効果証明、感謝する。(ノインに一礼)

ふむ、筋肉が足りないか……確かにアレフ殿の体は、あまり力のあるようには見えないな。
だとすると……歯か?

元の世界での私か。世界のガードマン、みたいなものかな。
そういう仕事の関係上、力を使うことも多かったのだよ。

……っと、おや、起こしてしまったかな?(身を起こした竜を見て)
グゥ(一際低い唸り声を短く鳴らし、しかしてどこか楽しそうに眺めている。どうも、会話を聞いているようだ。瓦礫へ心地よさそうに身を委ね、まずはローランドさんへ目線を向けた)
……(4本の足を器用に動かし、ガリガリと瓦礫の山を蹴り飛ばし、端に寄せていく。やがてやや凹んだ瓦礫を自らの身体のサイズぴったりの状態に寄せ、すっぽりと収まり、満足げな顔をしている)
(竜の様子を見て)
ふむ。
どうやら我々が何かをするまでもなく、自身で心地よい寝床を作れたようだ。

いや、材料を提供できたということで、協力はできたのかな?
(僅かに身を動かす度、ガラガラと倒壊する築材だったものらが騒ぎ立てる。鱗に守られていない部分ですら、ささくれた角材の先端など歯牙にもかけない)

……ガァウ(落ち着いたら手持ち無沙汰になったのか、首を伸ばしローラントさんの匂いをすんすんと嗅いでいる。……町中や路地裏で出会う大半の人々と異なる匂い。それでいて海に関わる匂いでもないことに、興味深げに首を捻っている)
(警戒させないよう、身動きせずさせるがままにしている。見守る瞳に満ちるは慈愛)
……グルルル……(喉奥で低い唸り声を鳴らしながら、その瞳を覗き込むように、眼前で首を揺らしながら位置を変えていく。やがてぐっと身を起こすと、一歩踏み込み、ローラントさんの様子を伺いつつ、羽毛の翼を寄せ、くすぐるように間際で揺らそうとする)
ふむ、これは挨拶だろうか? これが手であるなら握手といきたいところだが……(目前で揺れている翼に、軽く触れようと手を伸ばす)
……。(相手の様子をじっと見ながら、翼の先端、ふわふわとした羽毛をその手に添える。厳つい見た目と翼の骨に反し、絹糸の束のような軽く柔らかい羽毛が、その手を覆い隠すのに十分なほど寄せられてくる)
……グル(現れたノインさんに反応し、その匂いを見極めようと鼻先を近づけ、すんすんと鳴らしている)
食べないでくださいね。喰んでも、歯は立てないように
って、ちょ。ちょっと、おい! 馬鹿龍!! いや言い過ぎたわ。コラ! アルペストゥス、お前、それが気に入ってるのか知らんけどよ、ステイ、ステイしろ!(腕だけ出して頭の上をぺちぺち)
(むぐむぐ。べろべろ)(甘噛と圧力をちょっとずつ繰り返しながら、はみがきがてら適度にかんでいる。……そうか、生きてるんだった。ぺちぺち叩かれるのを感じ、叫び声に合わせて、体を持ち上げ、おすわりの姿勢になった)
(教会から歩いてやって来た)

肉塊を手に入れて来たんだが食べ……一体何を食べているんだ?
……!(アレフの姿を認めると、口をぱかりと開き、ノインさんを離した。同時に、大型犬がそうするように後ろ足で立ち、肉塊をアレフごと咥えかねない勢いで後ろ足で近寄ってくる)
…………何か見てはいけない物が落ちたような。あれはノインでは……?

てっきりこの瓦礫にはあまり近寄らない物だと思っていたが、案外気に入っていてくれたのだな。
済まない、もう少しこちら側が配慮すべきだったか。
その様子だと、健康は問題なさそうだな。ケガもないか?
(その勢いを見ながらも、そのまま声をアルペストゥスへと掛けている)
クルルル……(軽く高い音を喉奥から鳴らしながらアレフの前で四肢を地につけ、首を上下に動かしながら肉を見たり、顔を見たりとしている。縦に揺れる尻尾は瓦礫を強かに打ち付けているが、そんな事実など何ら気にせず楽しそうにしている。そして、肉へ向け鼻を鳴らしている……)
(大丈夫だろうか、と視線を送ってから逸らして)

相変わらず君は賢いな。これは君へのお土産だからね。
確認せずとも、食べても構わないよ。好きにすると良い。

最近、君もギルドの依頼で任務に赴く事もあったと聞いている。
心配するほどの事ではないと思うが、十分に気を付けて。
(頭を撫で、穏やかな声でそう語り掛けた)
そろそろこのスレも立て替えておきましょう。
結構長くなりましたね。

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