2階の客室、廊下の最奥の角部屋が、この建物の今の主、アルムの寝床になっている。

その部屋の机にそっと置かれた、アルムの日記帳。
この世界での出来事を書き留めるため、
この世界に居たことを忘れないための、小さなノートだ。

「嘘みたいな本当の話と宝探し」仮プレイング
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わーい宝探しぃ！……って言っても、ちょっと違うかぁ。
なんか難しそうなクエストだねぇ……集まった仲間が心強いからきっと大丈夫だと思うけど。
『航海』の無人島ってことなんだけど、奥に行くほど鬱蒼としてるのかな。
昼間なんだろうけど、もし暗いところに入るようなら、アクファンの「トーチ」を使って照らそうか。

さて、目的の魔法具を手に入れるには、お猿さんたちを倒さなきゃならないんだね。
モンスターや魔法具の位置は皆が探してくれるみたいだから、俺は見つけたお猿さんたちをスキルでバンバン攻撃していく役、ってところかな。
Siki君が竜に変身して炎を吐いて牽制するって言ってたから、それに合わせてスキル2を使えば雰囲気出るんじゃないかな？
範囲内に火の雨を降らせるスキルのつもり。
Siki君の能力では、炎は見せかけってことだけど、実際に熱くて火傷したら本物だって信じるかも。
牽制効果もあるし、【炎獄】が入ればラッキーって感じで。
……ジャングルってことだったし、生木は燃えにくいって聞いてるから大丈夫だと思うけど、
周囲に燃え移らないようには気をつけたい……！

その後はボスや接敵しようとする奴を狙ってスキル1で攻撃していこう。こっちは火の玉を飛ばすイメージだね。

正体不明の「？？？」は、近づいたことが分かった時点で急いで逃げよう。
きっと索敵得意チームが見つけたら知らせてくれると信じる……！

死んじゃったらまあ、その時はその時！
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