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黄金の大楠亭
忘れてしまったことは……たくさんあるだろうし、
もしかするとヤツェクさんのように、俺に良くしてくれた人、
恩人とか、親友とか、もしかしたら恋人なんかも居たのかも知れないけど……
居たとして、思い出したとしても、もう会えないだろうし……
この世界で前向きに生きていく、方がいいのかも。と思ってさ。
わあ、やったー。介抱までしてくれるなら、安心して酔っぱらえるよ。
そのときは、もし管巻いても許してね……
ん、ありがとう。また来てね。……もうちょっとバーらしくしておこうかな。
カクテルとかは作れないけど、俺はだいたいここに居るからさ。(にっこり笑って見送り)
もしかするとヤツェクさんのように、俺に良くしてくれた人、
恩人とか、親友とか、もしかしたら恋人なんかも居たのかも知れないけど……
居たとして、思い出したとしても、もう会えないだろうし……
この世界で前向きに生きていく、方がいいのかも。と思ってさ。
わあ、やったー。介抱までしてくれるなら、安心して酔っぱらえるよ。
そのときは、もし管巻いても許してね……
ん、ありがとう。また来てね。……もうちょっとバーらしくしておこうかな。
カクテルとかは作れないけど、俺はだいたいここに居るからさ。(にっこり笑って見送り)
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カクテルグラスが並べられるはずの場所は本が積まれ、
カウンター奥に見える調理台に火が入る気配はない。
カトラリーの代わりにペンとインクが散らばり、
天井から吊られたランプに照らされた紙は、風に揺れて飛んでいった。
黄金の大楠亭。
かつて酒場だったこの場所は、ひとりの旅人の工房になろうとしていた。