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黄金の大楠亭
はは、かっこよくとは光栄だ。
失われた過去を探すのも生き方としてはアリだが――楽しむっていうのは、いいことだ。楽しんでこその人生だから、な。
ああ、苦い思い出が出来たら呼んどくれ。何杯でも付き合うさ。介抱までサービスを付けてやる。
(しばしの沈黙、こくこくと酒を飲んでは注ぎ、いつの間にか酒袋の中身は減り)
っと……長居しすぎたか。そろそろおれは失礼するよ。これ以上飲むと足に来る。
(にがわらい。帽子を取って恭しく礼をし)
いい酒の時間をありがとうな、アルム。
失われた過去を探すのも生き方としてはアリだが――楽しむっていうのは、いいことだ。楽しんでこその人生だから、な。
ああ、苦い思い出が出来たら呼んどくれ。何杯でも付き合うさ。介抱までサービスを付けてやる。
(しばしの沈黙、こくこくと酒を飲んでは注ぎ、いつの間にか酒袋の中身は減り)
っと……長居しすぎたか。そろそろおれは失礼するよ。これ以上飲むと足に来る。
(にがわらい。帽子を取って恭しく礼をし)
いい酒の時間をありがとうな、アルム。
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カクテルグラスが並べられるはずの場所は本が積まれ、
カウンター奥に見える調理台に火が入る気配はない。
カトラリーの代わりにペンとインクが散らばり、
天井から吊られたランプに照らされた紙は、風に揺れて飛んでいった。
黄金の大楠亭。
かつて酒場だったこの場所は、ひとりの旅人の工房になろうとしていた。