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黄金の大楠亭
前向きだな。良いことだ。
ふむ、では……昔のことを思いながら飲む酒は、この年になるまで取っておけ、な。
(葡萄酒はコクがあり、それなりに香り高い)
生まれたばかりの若いのに酒を勧めるとは、おれも罪深いことをしたなあ?
(こちらも一口、香りを楽しむようにゆるりとグラスを回し)
このまま見事な酔いどれに育ってくれ、なんてな。アンタのような前向きで穏やかな奴と飲む酒は、心に苦くなくて心地よい。ほろ苦い酒も好きだがね。
ふむ、では……昔のことを思いながら飲む酒は、この年になるまで取っておけ、な。
(葡萄酒はコクがあり、それなりに香り高い)
生まれたばかりの若いのに酒を勧めるとは、おれも罪深いことをしたなあ?
(こちらも一口、香りを楽しむようにゆるりとグラスを回し)
このまま見事な酔いどれに育ってくれ、なんてな。アンタのような前向きで穏やかな奴と飲む酒は、心に苦くなくて心地よい。ほろ苦い酒も好きだがね。
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カクテルグラスが並べられるはずの場所は本が積まれ、
カウンター奥に見える調理台に火が入る気配はない。
カトラリーの代わりにペンとインクが散らばり、
天井から吊られたランプに照らされた紙は、風に揺れて飛んでいった。
黄金の大楠亭。
かつて酒場だったこの場所は、ひとりの旅人の工房になろうとしていた。