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黄金の大楠亭
そりゃあすまんな兄さん。いきなり押しかけたりして。
(適当な所に腰かけて酒袋のを蓋を開け、一口)
この調子じゃあ、酒場として再オープンということはなさそうだな。……兄さん、アンタは学者かね。学者にしては、面白い場所に巣を構えたもんだが。
(積まれた本に視線をやり、少し笑う)
(適当な所に腰かけて酒袋のを蓋を開け、一口)
この調子じゃあ、酒場として再オープンということはなさそうだな。……兄さん、アンタは学者かね。学者にしては、面白い場所に巣を構えたもんだが。
(積まれた本に視線をやり、少し笑う)
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カクテルグラスが並べられるはずの場所は本が積まれ、
カウンター奥に見える調理台に火が入る気配はない。
カトラリーの代わりにペンとインクが散らばり、
天井から吊られたランプに照らされた紙は、風に揺れて飛んでいった。
黄金の大楠亭。
かつて酒場だったこの場所は、ひとりの旅人の工房になろうとしていた。