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草カフェバー『ダンデリオン』
(殺意を向けられるほどに冷めてゆく。それはある意味職業病であり、ヒトとして生きる上での齟齬でもある。金眼に混じる赤みもまた引いて。冷め切った頭で次の一手二手を図りながら、ステップを踏む。よく覚えているその技の、直撃を避けようと)
(部屋の中、かき回された空気。どこかで微かに柘榴酒の香りがする。空気も読まず、酒に浮かれた霊魂がふらふらしているのかもしれない)
(語りかける言葉を組み立てる余力までもを演算に回しつつ、暗がりを駆け抜ける。マントの留め金を外し、被せるように投げつける。それに身を隠すように這い寄る蛇腹鞭剣。手から離れた柄が床を叩く前に、最後の一歩を踏み込んだ。その首に組み付こうと狙って。)
(部屋の中、かき回された空気。どこかで微かに柘榴酒の香りがする。空気も読まず、酒に浮かれた霊魂がふらふらしているのかもしれない)
(語りかける言葉を組み立てる余力までもを演算に回しつつ、暗がりを駆け抜ける。マントの留め金を外し、被せるように投げつける。それに身を隠すように這い寄る蛇腹鞭剣。手から離れた柄が床を叩く前に、最後の一歩を踏み込んだ。その首に組み付こうと狙って。)
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天井近くの小さな明かり取りの窓から差し込むほそい月の光にこまかな埃が踊って見える。
普段は施錠されている。
が、がちゃりと音を立てて鍵は外れ。
軋む音が、して。
扉は開かれた。
※RPスレッドです。