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草カフェバー『ダンデリオン』

【一幕】toccata

草カフェバー『ダンデリオン』店内。

日が沈むとそこはカフェからバーへと姿を変える。
特に内装が変わる訳ではないが、光源をランプに変えただけで雰囲気はがらりと変わるだろう。

ひとつだけ、昼間はなかったものはといえば、フロアに引き出された一台のアップライトピアノだろう。
アンバーバーチのそのピアノ、蓋を開ければご機嫌にさまざまな曲を奏でて止まらない。
そう、無人であるにも関わらず。

夜のメニューはカクテルを中心に。
自家製ハーブを使ったおつまみなどもお勧め。
店員にお任せすると、林檎を使った度数低めのカクテルや、お菓子が出てくるかもしれない。

※とある日の一場面、RPスレッドです。

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信仰する者が出来ようと、生き方は変えられない。
この見た目ゆえに、どうにも他人に疑われやすくてな。せめて俺を知る人の前では、誠実でありたいと思っている。

……ただ、俺はイーゼラー様の身元において、
隠者様に仕える事となった。あの御方は隠匿を美徳とされているーーこの程度の苦手を容易く悟られる様では、まだまだという事だ。
(こくり、新しいカクテルを小さく一口。飲みやすさからペースは変わらず早いままだが、頬が赤くほんのりと染まるまでに留まった)
それでも、アーマデルの気遣いは嬉しく思う。……ありがとう。

無辜なる混沌において見た目ほど信用出来ないものはない。直近、魔物に見えた得意運命座標に誤って斬りかかってしまってな。
だから、その……精神が大人びている、と言いたかった。

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