ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
大樹の根
……効率の問題だ。
(どこか気まずそうな、らしくないことをと言ったかのように身動ぎしながら)
記憶が無い……?
それが君の理由なのだな、未知の対象……分からないという事は何にも勝る恐怖になるか。
その二年でよくもここまで動けるようになったものだ。外に出れない可能性もあったろうに。
……立ち入ったことを聞くようで悪い、以前の記憶を取り戻したいとは思っているのか?
(己は経験してこなかった感覚であろう。記憶が無くなる、つまりは自分の歩んだ軌跡が消えているという事だ。忘れ得ないからこそ今ここに立っているオライオンにとって気になる事を問いかけるだろう)
(どこか気まずそうな、らしくないことをと言ったかのように身動ぎしながら)
記憶が無い……?
それが君の理由なのだな、未知の対象……分からないという事は何にも勝る恐怖になるか。
その二年でよくもここまで動けるようになったものだ。外に出れない可能性もあったろうに。
……立ち入ったことを聞くようで悪い、以前の記憶を取り戻したいとは思っているのか?
(己は経験してこなかった感覚であろう。記憶が無くなる、つまりは自分の歩んだ軌跡が消えているという事だ。忘れ得ないからこそ今ここに立っているオライオンにとって気になる事を問いかけるだろう)
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
依頼が入った。
なんてことない依頼だ。
遊んでいたところを攫われた子供を助ける。ただそれだけの、ありふれた依頼。
数は5名。其れに対して宛てがわれたのはたった2名の特異運命座標。
星穹と、オライオン。
女は云った。
「子供は嫌いだ」と。其の双眸には僅かな混乱の色が滲んでいた。幼少期の記憶などない。彼女にとっては子供こそ未知(かいぶつ)だ。
男は云った。
「救いに行く」と。奪われるべきではない。ならば行動で示すしかない。敵は命を潰すことを躊躇いはしないと知っているから。
では。どう、動くべきか。
●概要
・天候/時間
昼下がりの曇天。分厚い鈍色の雲が空を覆う。
・ところ
ローレット。ある程度のものがそろったテーブル、その一角。
・期間
依頼を受けてから、出発するまで。
星穹()とオライオン(p3p009186)の1:1RPスレッド。
関係者以外の書き込みを禁じます。