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大樹の根
む……?
(ここまで彼女に抱いていた感情を表にださない、という印象が僅かにズレを見せる)
子供が苦手なのか?
(苦手と言っているのだろうから苦手なのだろう。聞いてしまったのはこれからの依頼への懸念を潰す為の処置でもあるのだが)
(それ以上に、この少女に揺れが見せられる程のものかと関心が勝ってしまったのだ)
(ここまで彼女に抱いていた感情を表にださない、という印象が僅かにズレを見せる)
子供が苦手なのか?
(苦手と言っているのだろうから苦手なのだろう。聞いてしまったのはこれからの依頼への懸念を潰す為の処置でもあるのだが)
(それ以上に、この少女に揺れが見せられる程のものかと関心が勝ってしまったのだ)
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依頼が入った。
なんてことない依頼だ。
遊んでいたところを攫われた子供を助ける。ただそれだけの、ありふれた依頼。
数は5名。其れに対して宛てがわれたのはたった2名の特異運命座標。
星穹と、オライオン。
女は云った。
「子供は嫌いだ」と。其の双眸には僅かな混乱の色が滲んでいた。幼少期の記憶などない。彼女にとっては子供こそ未知(かいぶつ)だ。
男は云った。
「救いに行く」と。奪われるべきではない。ならば行動で示すしかない。敵は命を潰すことを躊躇いはしないと知っているから。
では。どう、動くべきか。
●概要
・天候/時間
昼下がりの曇天。分厚い鈍色の雲が空を覆う。
・ところ
ローレット。ある程度のものがそろったテーブル、その一角。
・期間
依頼を受けてから、出発するまで。
星穹()とオライオン(p3p009186)の1:1RPスレッド。
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