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アンチャーテッド

狼少女と竜鎧の騎士

ワタシと……ウォリアさんのある日の会話……。

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___そういう事だな。その認識であっている。
「人間」や「神」からすれば、可能性というものはあっただろう。
進化と呼ばれるものや、未来に対する未知というものは存在しただろう。

___だが、オレ達には関係が無い。可能性や未知というものは、オレ達以外が共有しているだけのものだ。
オレ達は世界の部品であるがゆえに、「世界の事」ならば全てを識っていた。
そして、どんな未知を「戮神以外」が導いても、それを未知として認識出来ない。

例えば…悪人が一人いるとしよう。
オレが、明日そいつを殺すと決めるとする。
___その悪人が強かろうが、本当は正しい理由を持っていようが…その決められた時間は、絶対に覆らない。
___逃れる為に時間を巻き戻したとしても。異世界からそれを打破する者が現れても。
どんなに無茶苦茶な方法や、出鱈目な魔法を突如思いついてそれを変えようとしても。
絶対に、その確定からは逃れられない。___オレ達は、それを「運命」と呼んでいる。

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