ギルドスレッド
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Memoria
(ざあ、と緩やかな波音が、誰もいない浜辺に響く。時折遠くで、海鳥達の会話が聞こえてくる様な。そんな気がした)
(紙袋を両手に抱えながら、白鳥はそっと砂浜に腰を下ろして)
……今日、お手伝い…した人から。色々、貰う…しちゃったね。ミィ。
しばらく、ご飯。困らない……かも。
(ぽつぽつと呟かれた言葉は、彼の肩に乗る『存在』に掛けられる)
(白と紺の小柄なブチ猫──ミィは、なぁう、と。相槌を打つ様に一声鳴いてみせるのだった)
(紙袋を両手に抱えながら、白鳥はそっと砂浜に腰を下ろして)
……今日、お手伝い…した人から。色々、貰う…しちゃったね。ミィ。
しばらく、ご飯。困らない……かも。
(ぽつぽつと呟かれた言葉は、彼の肩に乗る『存在』に掛けられる)
(白と紺の小柄なブチ猫──ミィは、なぁう、と。相槌を打つ様に一声鳴いてみせるのだった)
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初夏の訪れを予感させるかの様に、白い砂浜にはハマヒルガオが彩られていた。
吹き抜ける風は心地良く、ちょっとした散歩や羽休めにぴったりの場所。かもしれない。
澄み渡る海の色は、流れゆく空模様と共に映り変わる。
雲一つ無い晴天時には碧が交わり、星々瞬く夜には月影が揺れて。
***
それほど暑くない、ある日の出来事。
肩に小さな家族を乗せ、『埋れ翼』が砂浜に訪れた時の話。
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※クロエ・ブランシェット(p3p008486)との1:1スレッド。
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