PandoraPartyProject

ギルドスレッド

スレッドの一部のみを抽出して表示しています。

鍛冶小屋スカーレット

【RP】ある日の鍛冶小屋。鉄腕の客人

何でもない今日。いつもと変わらない日常
鍛冶小屋からは鎚の音がする

海の向こうで起きた戦いも終幕し、穏やかだが騒がしい日々が返ってきた
しかし小屋の主は少々浮かない顔をしている
その悩みを忘れるためなのかここ数日響き渡る音はいつにも増して大きい

……しかし出来上がるのは鉄くずの山ばかりで心の靄は一切晴れない

「ああ、そう言えば今日は人が来るんだったか……」

研磨の手をひとまず止め、鍛冶を切り上げ母屋へと向かいこれまでに掻いた汗を流す

「酒の貯蔵は何があった……シードルでいいか?」

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
(投げかけられる言葉の一つ一つがその心に突き刺さりながらも身体は勝手に拳を防ぎ続ける。

――挑戦させてやっているつもり?
だってそうしないとすぐに終わってしまうだろう。

――誰を見ている?
誰もいないからずっと誰かを探していた)

しまっ――

(反射的に行われていた防御を力づくでこじ開けられる。
この連打が命を削るモノだと左眼がずっと訴えている。それほどまでに私を打倒したい者が今ここにいる。

それはエッダ・フロールリジ。泥臭く、とても綺麗な拳を振るうヒト。
弛まぬ努力と諦めない心でここまで上り詰めたであろうヒト。

私とは全然違うヒト。

そんな彼女の顔が今眼前に迫る。この瞬間、初めて私は“エッダ”の顔を見た)

――ガハッ!

(額のめり込んだ鼻は嫌な音を響かせ砕け散った。絶え間なく流れる鼻血のせいで呼吸が少し苦しい。
血が止まらない。私はいつからこうだっただろう?
血が止まらない。追う背中が無くなってからはずっと独りだった。
血が止まらない。どれだけ頑張っても才能の言葉で片付けられるならそんなモノはいらなかった。
血が止まらない。天才、特別、そんなモノは望んでいない。
血が止まらない。私が欲しかったのは共に在る者(ともだち)だった。

――それは今、目の前にいる彼女の様に自分を視てくれるヒト。

                                血が、止まった)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM