【オーナーとテルルさんの１：１用スレッドです】
【それ以外の方は発言をお控えください】

＊　＊　＊　＊　＊

時刻は朝と昼の境目ともなり、その場での挨拶に困る時間。
ふと今行っていた作業を止め、白く曇った窓からはしんしんと雪が降り積もっているのが見えていた。

それは此処、『カルド・エタンセル』がある庭についてもそう変わりはない。
春先から秋にかけては美麗なガーデニング技術で整っていた庭も、こうして雪が積もっていてはそれを楽しむのは少々難しい事だろう。
しかしこのような雪景色も又、普段見ることの無い不思議な魅力を出しているのではないだろうか。

「おや、リリオスさん。手が止まっているようですが……あぁ、確かにこうして見るお庭もまた、綺麗な物ですね」
「でしょー！それに見てみてあそこの木のところ、つららとかもたくさん出来ているのが良い感じだよってごめんねテルル！ちょっと気になっちゃってね」
「いえいえ、そこは構いませんからね。さて、生地の方はあと少し練れば寝かせてしまって、次の型抜きの準備にしましょうか」
「はーい！それじゃちゃんと頑張るよー！」

さて、今はお茶会の為の準備中だ。
しっかり手を動かさないと折角の甘い物が無くなってしまうかもしれない。
そう思ったリリオスは少し冷たくなった手で生地をこね始めた。

（ＯＰ作：テルルさん）
＊　＊　＊　＊　＊

そこらへんのペース配分はのんびりと出来るのが、ですからね。
練達の品々については本当、大助かりな所もあって有難いです。
あれで技術的にまだ全て再現しきれていないという所を考えますと少々恐ろしくも思えますが、それはそれとしてではありますからね……。便利な物は便利ですから、どんどん使ってしまいます。

おや、チョコペンもあるなら焼きあがった後でやりましょうか。
模様を付けるだけなら焼き上げる前にちょっと押し込むようにすればできますが、絵については焼いてからじゃないと、ですからね。
アイシングクッキーは確かメレンゲパウダーと粉糖を水に溶かして着色してからですね。
彩りは様々になりますが、味も違いますし時間も普通のクッキーより掛かりますので次回に、という事にしましょうか。

そう、ですね。
こういう話ですし座りながらにしましょうか。
今回リリオスさんがたくさんの物を用意してくださりましたから、悩みますね。
（リリオスさんの後ろから付いていくようにし席へと）