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ギルドスレッド

【Bande†Fluegel】

【個別スレ】喫茶『arc-en-ciel』

「先日頂いたお茶の、お礼をさせて下さい」

 始まりは、男のそんな一言。
 場所は幻想の大通りに位置する、知る人ぞ知る小さな喫茶店『arc-en-ciel』――ここで出しているパンケーキが本当に美味なのだと、男は穏やかに微笑む。
 清掃はしっかりと行き届いているが、内装は至ってシンプル。店内は他にも複数の客がそれぞれのテーブルを囲み、賑やかに談笑しており、正に大衆店といった風情。およそ、高貴な身分の者を招くには格が足りていない印象もある。
 だが、男は迷う事無く今回の客人――クレマァダを連れて、店の受付を済ませた。

「きっと、後悔はさせませんから♪」

そうして通された席に座り、二人は向かい合った。

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このスレッドは
クレマァダ=コン=モスカ
フェルディン・T・レオンハート
の二名による個別スレです。
上記二名以外の書き込みを禁止します。

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……

幻想に居を建ててからこちら、それなりに庶民的な店には行ったが。

これはまた……それとも違うと言うか……
何と言うかそう、空気感が……違う……!
(指をそわそわと組んだり揉んだりしている)
ふふ、確かに酒場などとはまた違う活気に溢れていますね。
ここは若い女性客が多いお店で――丁度クレマァダさんくらいの方が、種族を問わず多数通っているとの事ですよ。
さぁ、何をご用意願いましょうか?
ボクのオススメは勿論パンケーキなのですが、他にもパフェやフルーツの盛り合わせなどもあるようですよ?
(言いながら、楽しそうにメニュー表をめくっている)
だ、大丈夫か?
我、浮いとらんか?
(パンケーキといえばベーコンと目玉焼きみたいな認識だったところにクリームだのフルーツが乗ってるキラキラしたメニューを見せられて、目がくるくるしている)
ふふ、大丈夫ですよ。むしろ浮くというならボクの方でしょうね。
そもそも皆さん食事とお喋りに夢中ですから、我々の事など気にも留めていませんとも。

そうですね……
ボクは此方のイチゴソースのフルーツパンケーキをクリーム多めで頼みましょう。
飲み物は紅茶で……ふむ、この葉は試した事がないな……
そうか。
(言われてふうと溜息をついて、内装を見渡す。
明るい店内。華やかな調度。なるほど、娘っこなら浮かれるじゃろうな。

と、思いながら自分が内装に目を取られているのに自分で気付いていない祭司長であった)

……我は……
ん。フェルディン。アイスの乗ったやつがあるぞ。
これは美味しいのか?
(一息ついて店内の様子を眺め始めた彼女を眺めて、ただ静かに微笑む)

ええ、暖かいパン生地の上で徐々に溶けていくアイスの甘み――美味しいと言って頂けるかと。
そちらに致しますか?
うむ。
ではこのアイス添えたパンケーキの……お、レモンがあるではないか。
レモン味のアイスと……

……どうしよう。
トッピングも選べるようじゃぞ。
(いきなり蹴躓いた
ふふ、やはりクレマァダさんも妙齢の女性という事でしょうか……

妹曰く、そういう時には『気になる物を片っ端から頼んで、シェアすればいい!』――なんだそうですよ?
……じゃがあまりごてごて皿に乗せるのも美しく……

しぇ、シェア??
それというのはつまり、お主に我の食したものをわわわ分けろと?!
こういう時は自分に正直になるべきですよ、クレマァダさん。
後で後悔してしまってはいけませんからね。
ではボクの方にトッピングして、後ほどシェアしましょうか?

いやいや、もちろんご自身で全て食べられるというのであれば構いませんよ。
手段の一つとして、色んな味を満遍なく楽しむには有効だと聞きましたものですから。
いや、じゃなくてその、
わけるというのはつまりこう……あー……

……
それは、世間では普通なことか?
……あ。
な、なるほど……これは失礼を……

ど、どうなんでしょうね?
正直、妹はよくやっていると聞きますが、ボク自身は正直経験がないもので……
(チラチラと付近の席に視線をやって)

あ……ほら、あそこの男女などは、ゃっているようですよ?
(ただし明らかにカップルである)
(ちらっと横を見る。
注文の為に呼び止めた女中はにこやかに佇んでいる。
…)

うむ。このパンケーキ……
を、アイス二つにしてレモンとバニラの……
あとこのチョコレートソースと、バナナ……
生クリーム?
え、パンケーキ一枚追加が無料?

……
う、うむ!
それもアリで!
あ、飲み物はコーヒーを!!

(恥ずかしくて言い淀むくらいなら押し切ってしまえ。
クレマァダ17年の人生の座右の銘かもしれない
で、ではボクは此方のイチゴソースのパンケーキを……
トッピングはそうですね……お姉さんのオススメを二つほど。
生クリームは多めで、一枚追加はボクもお願いします。
飲み物は、この紅茶を……この茶葉で。はい、以上で大丈夫です。

……ふぅ。け、結構頼んでしまいましたね。
(照れ笑いを向けながら)
……多かったかの?
お主がいっぱい食べたがったらと思うて……
そしたら食べさせてやりたかったから……
い、いやいや、今日の主役はクレマァダさんなんですよ?
そのお気持ちは凄く嬉しいですが。
……というか、どこか恥ずかしいですね。ありがとうございます。
クレマァダさんも、沢山食べて下さいね?
………
まあ。うむ。
(何か言い淀んだ様子だった。
ネガティブではないけれどちょっとした隠し事の風情)

……お主こそ、なんだかずいぶん手慣れておるな?
甘いもの、好きなのか?
……内緒に、して下さいね?
(照れながら、口元に人差し指を当てて。それは、肯定の意味だろう)
ふん。大げさな。
(そう言いながら、内緒という響きはなんだかいい気がした)

……それはそうと、改めてお招きありがとう。
我の茶飲み話の対価にしてはずいぶんな気がするがな。
いえ……
やはりこう、良い歳の男が連日パンケーキを食べに通っているなどと言うのはですね……
(苦笑いを向ける。別にそこまで聞いてなかった気もするが)

とんでもございません。
というか、先日のお礼というのは半分口実でして。
今日は私自身の愉しみでもあるのですから、どうか気を楽に……
クレマァダさんも、たまには一人の女の子として、楽しんでください。
む。
いや。どのようなところであろうと、我は祭司長じゃ。

それは不変にして絶対的な、おいフェルディン。今横を通った縦長い硝子の器のやつはなんじゃ?!

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