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個別な雑談スレ(アルヴァ編)


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そりゃ、来るだろ。行くって言ってあったしな?
(声が聞こえていたのか、来るかなという呟きに返すように1人の青年が入ってくる)
ははは、そうだったな!
ま、テキトーにゆっくりしてってくれ
(入ってきた青年に用意した椅子を勧めて自分も適当に腰掛ける)
ああ、ありがとう。
(一言そう言って椅子に腰掛けつつ)

イーリンのとこで会ってるし、名乗る必要は無いな?
まああそこにも頻繁に顔を出しているわけではないが……。
そうだな、お互い向こうで会ってるし改めて名乗る必要もないだろうよ。
あたしも入っておいてなんだがそこまで顔出してるって程の頻度でもねぇなぁ。

とまあようこそうちへ!……ってところかね
おう、もう邪魔した後だが邪魔するぜ。

最近は勇者総選挙でバタバタしてたからな。
たまにはこうやって、ゆったり誰かと話をするのも悪くない。
ああ、勇者総選挙なぁ……なんかバタバタしてたよなぁ。
あたしは特に興味もなかったし見てるだけだったが
俺は稼ぎ時だと思ってそこそこ依頼に行ってたな。
最終的に手に入ったメダルはイーリンに売りつけたが、予想以上に重労働で草臥れた。

温泉旅行にでも行って、パンドラの回復をしたいね。
(欠伸を漏らしながら、減っているパンドラを考え)
はははそいつぁお疲れさんだな。

温泉旅行ねぇ、そうだな。悪くないな
ぶっちゃけ温泉じゃなくても良いけどな。
なんでもいいからどこかでゆっくり休みたい気分だ。

そっちは最近、何か目立ったこととかあるかい?
うーん、あたしは特にないかなー。
アルヴァが遊びに来たことぐらいか?
そいつぁ……退屈じゃねーか?
まあ少しの暇つぶしにでもなりゃ良いが、何ならどこか出かけてみるか?
うーん、まあそう言われりゃそうだな。
ふむ、まあそれは別に構わんぜ
んじゃ、決まりな。
近日はちと俺の予定が埋まってるから、行けるのは来月辺りになりそうだ。行きたい場所はあるか?
(思い立ったが吉日、と言わんばかりに即答しつつ)

無けりゃ、適当に良さそうな場所を探しておくが……。
ははは、早いな。
特に行きたいとことかはないぜ。ゆっくりできるんならどこでも問題はないさ
そうだな……(エレンシアの方を見て)
俺としては海洋に行ってみたいが、エレンシアは何処出身だ?
(彼女がスカイウェザーの姿をしているから、海洋出身だと思ったらしい)
んにゃ、俺が海洋は詳しくなくてな。
海洋出身だったらどこか観光名所を知ってるんじゃないかって思ってね。
ああ、そういう事か。
ん-、観光名所か。あまりあたしはそういうのは詳しくないというか興味なかったからなぁ
そうか……ふむ(少し考えて)

実は絶望の海を渡る時、ちょうど戦線に居なくてな。
今は静寂の海って呼ばれるようになったらしいが、神殿のポータルを使わず豊穣まで船旅……なんてどうだ?

少し時間はかかるらしいが、今は海洋と豊穣の双方から旅客船が出ているらしい。
ああ、じゃあそういう感じでプランを立てておこう。
そういえば、エレンシアは騎兵隊に所属しているのか?
(何か思い出したかのように、カクリと首をかしげて)
……そうか。
いや何、翼があるんだからフリーなら航空猟兵の誘いでもかけてみようと思っただけさ。
最近立ち上げたばかりでね。イーリンにも支援はして貰っているが、人手不足なんだ。
ははは、あたしは基本面白そうだと思った戦場に行くだけだからな!
お前さんがそれを用意できるなら、な
良いだろう、興味を持ってもらえるよう尽力を尽くそう。
とはいえ騎兵隊とも協力関係だ、それで同じ戦場になった時もよろしく頼む。

…………(話したいことを話したのか、次は何を話題にだそうかと迷って)
おう、こちらこそな!
リヴァイアサン級のやつなら嬉しいぜ!

……まあ出てくれないに越したこたぁないがな!
あのレベルになったら……航空猟兵としては動かんだろうな、まず。
理由はいくつかあるが、まず結成したばかりで完璧な連携が難しいということ。
もうひとつは……俺が確実に足を引っ張ることになる。

……戦場じゃ役に立たねぇんだ、俺は。
(若干ため息交じりに、訳があるようにそう言って)
ふむ……?
まあ出来立てじゃ確かに連携は難しそうだよな。

戦場で役に立たない、ねぇ……ふむ。
そんなもんかねぇ
あぁ……(少し迷った後、上半を隠す上着を脱いで)
まあ、これを見れば役に立たない理由が分かるだろう?
(中に来ていた服の左袖から腕が通っていない。どうやら肩から先が損失している様で、右手でその裾を持ち上げた)

自分だけ安全な場所にいて仲間を死地に送り出す訳にはいかねぇし、そんときは航空猟兵として動かないのさ。
……なるほど、ね。
でもさ、実際の戦闘に役に立てなくても策を立てるなりなんなりで役に立てることはあると思うぜ?特にあたしみたいな頭使うのが苦手な奴はそういうのがいてくれると助かるってもんだ。

まあでもその気持ちは分からんでもないけどな。
勿論、やれることはやるつもりでいるさ。武具の調達とか……な。
航空猟兵に所属してくれてる奴らには俺以上に動けるようになってもらうし、必要なら知恵だっていくらでも貸す。こんな青二才の知恵でも借りたいっていうならだが。
(ためになるのは依頼経験の浅い新兵くらいだけだと思うけどな、と言いながら)
知識も知恵も、経験を重ねて行きゃそれだけ増すってもんさ。今は浅くとも、な。
そうやって全力でバックアップしてくれる奴がいる組織ってのは強いと思うぜ。
ま、航空猟兵には既に優秀な奴がいる。
俺が出しゃばらずとも各自で上手くやるぜ?
(既に俺より強い奴がいるからな、戦術面はそいつに任せればほぼ他違いない……と言って)
ただ各自で上手くやれても全体で連携が上手く取れるとも限らねぇ。
其処を航空猟兵の指揮官としてまとめてやるって言うのも出来るんじゃね?
…………。
(少し黙り込んだ後、少しため息を吐いてから)

……少し、自信が無いんだ。
何かの中心に立とうとするってのも初めての試みだし、メンツの年齢を見てもほぼほぼ俺が最年少になる。果たして俺が指揮を取って皆聞いてくれるのか、俺にそれが出来るだけの力があるのか……とかな。
そんなこと考えても、考えるだけ無駄なのは分かっちゃいるが。
はっはっは!なんだそんな事か!

人間誰しも初めての事を何でもできる訳じゃねぇ。失敗とかもするだろうさ。でもまあ、よほど追い詰められてる状態でもなけりゃ一回二回失敗したところで何という痛手でもねぇ。失敗にビビらずにどーんとやっちまえばいいさ。おかしいと思ったところがあるなら誰かが指摘もしてくれるし、人ってなぁそうやって助け合っていくもんなんだとあたしは思うぜ?

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