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ギルドスレッド

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ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キャラクターID
名前:張・紫萱(チャン・ズーシュエン)
種族:暴食の魔種
性別:女性
外見年齢:20代前半
一人称:ワタシ
二人称:アナタ、~様
口調:ね、だわ、なの?
特徴:元亜竜種、亜竜集落『アスタ』出身、紫角、赤いリボン、褐色肌、物憂げ
設定:
 ヘスペリデスの奥地、終焉により近い場所に存在する幻の亜竜集落『アスタ』出身。
『星の祠』を祀り亜竜や竜種を遠ざけ、広大な地下空間に存在にするその集落に、紫萱は『何もない』と感じながら生きてきた。ヘスペリデスという危険な土地で生きてきたアスタの民にとって、集落の外というのは他の集落よりも危険なものである。故に必要最低限の狩りをする以外、紫萱は何もない集落にずっと閉じ込められてきたのだ。
 ……解っている。外が危険なことも、狩りに出ていく度にそれなりの確率で同胞が死ぬことも。けれども閉じ込められているとどうしても感じてしまう紫萱には、その集落は耐え難い場所であった。
 嫌いだった。閉じ込める親も、親族も、集落も、こんな場所に住み始めた先祖も、全部。
 壊したかった。古臭い慣習も、祠も、集落を守る閉じ込める塀も、全部。

 外界に飢えていた。
 娯楽に飢えていた。
 未知に飢えていた。
 自由に飢えていた。

 紫萱は人知れず集落を飛び出した。死亡率の高いこの土地で種を存続させるには結婚を避けられない。紫萱はそれも嫌だったから、両親に相手を決められる前に、と。
 外は、広かった。
 けれども危険に溢れていた。
 あれと気がつけば紫萱は赤く滑る水溜りに倒れていて、ヒューヒューと息を零していた。
 死にたくないと思った。生に飢えた。
 この身を生命で満たし、嫌いなもの全てを破壊したいと思った。
 なんでワタシがと、どうしてこんなと、薄れゆく意識の中で『間違った世界』を呪った。

 ワタシを苦しめる世界が悪いのだ――!

 誰かが肯定してくれた気がする。
 気付けばその身に満ちる力は以前とは比べ物になく、命を奪わんとしていた亜竜どもを喰らっていた。
 ――この世の全ては糧である。
 頭の奥に響いた声に幾度も同意した。
 奪って壊して踏み躙って切り裂いて焼き尽くして、全て全て喰らってしまえばいいのだ。

 けれどもまずは存分に自由を楽しんで。
 その過程でもしかしたらアーマデルとすれ違ったことがあるかもしれない。だが、彼女は特に記憶してはいないだろう。
 ステラには協力の姿勢を見せてはいる、が――。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79564
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5812

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