ギルドスレッド
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ギルド・ローレット
※一部加筆・修正、イラスト追加の関係で再掲させて頂きます。
名前:珠海・千歳(しゅかい・ちとせ)
種族:海種
性別:男性
年齢:18歳
一人称:私
二人称:君/~さん
口調:だよ、だね、かな?/(目上の人、初対面の人には敬語)
特徴:物静か、厭世家
設定:
豊穣寄りに位置する海洋王国の諸島に住まう青年。
家はその島を治める役目を果たしており、有する劇場で歌を披露することもある程に優れた声を持つ一族。
だが、彼は自身の歌声に自信がない。
チックと出会ったのは、偶然だった。
街から少し離れた岩場をチックが歩いていた時に、美しい歌声が聞こえた。伸びやかでしっとりとしていて、けれども何処か寂しい声。
チックはその声が気になり、歌を歌っている人を探した。こっそりと、その姿を見るだけで良かった。姿を見たら歌の邪魔をしないで街へと引き返すつもりだった。
けれど、岩場だったのがいけなかったのだ。足元の小石が海に落ち、彼の歌の邪魔をした。
振り返った彼は海へと逃げたが、その後毎日チックは岩場へ通い、謝り、交流を持つようになった。
彼はある日、声を失った。彼の歌声を妬んだ人物が呪いをかけたのだ。
どんなに喉を震わせようとしても、その唇は音を紡がなくなった。
歌が全てだった。どんなに嫌な気持ちになろうとも、歌いさえすれば心が晴れ、歌いさえすれば世界と繋がれた。
それなのに――この喉はもう、声すらも、音すらも、紡がない。
絶望した。命を絶とうとした。震える手で短刀を握り、何度も胸に沈めようとした。……出来なかった。
はにかむように淡く微笑む君と一緒に、もう一度歌いたくて。
自室に閉じこもる事が増えた彼に家族は悲しみ、色んな伝手を頼った。高名な占い師、胡散臭いがその手の事では頼りになるという呪術師、怪しい薬師、貿易に強い商人――汎ゆるものに手を出して彼に勧めたが、そのひとつも彼の声を取り戻すことは出来なかった。
ある日、怪しげな男がこう言った。
『どんな邪術でも、君の声は取り戻せない。
けれど、そうだね。君が本当に憧れて望むものを奪うことなら出来るだろう。
欲しいと望む相手の声を――喉を、食らってしまうのさ。
そうすれば君の声は、君の望むものとなることだろう』
シナリオ『<廃滅の海色>人魚と泡と』(https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/9664)にて、クルーク・シュテルからの『原罪の呼び声』を受け、反転した。
(イラスト)
通常時:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/52749
反転後:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/83438
(設定委託)
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/2749
※掲載の為、一部省略しています。
名前:珠海・千歳(しゅかい・ちとせ)
種族:海種
性別:男性
年齢:18歳
一人称:私
二人称:君/~さん
口調:だよ、だね、かな?/(目上の人、初対面の人には敬語)
特徴:物静か、厭世家
設定:
豊穣寄りに位置する海洋王国の諸島に住まう青年。
家はその島を治める役目を果たしており、有する劇場で歌を披露することもある程に優れた声を持つ一族。
だが、彼は自身の歌声に自信がない。
チックと出会ったのは、偶然だった。
街から少し離れた岩場をチックが歩いていた時に、美しい歌声が聞こえた。伸びやかでしっとりとしていて、けれども何処か寂しい声。
チックはその声が気になり、歌を歌っている人を探した。こっそりと、その姿を見るだけで良かった。姿を見たら歌の邪魔をしないで街へと引き返すつもりだった。
けれど、岩場だったのがいけなかったのだ。足元の小石が海に落ち、彼の歌の邪魔をした。
振り返った彼は海へと逃げたが、その後毎日チックは岩場へ通い、謝り、交流を持つようになった。
彼はある日、声を失った。彼の歌声を妬んだ人物が呪いをかけたのだ。
どんなに喉を震わせようとしても、その唇は音を紡がなくなった。
歌が全てだった。どんなに嫌な気持ちになろうとも、歌いさえすれば心が晴れ、歌いさえすれば世界と繋がれた。
それなのに――この喉はもう、声すらも、音すらも、紡がない。
絶望した。命を絶とうとした。震える手で短刀を握り、何度も胸に沈めようとした。……出来なかった。
はにかむように淡く微笑む君と一緒に、もう一度歌いたくて。
自室に閉じこもる事が増えた彼に家族は悲しみ、色んな伝手を頼った。高名な占い師、胡散臭いがその手の事では頼りになるという呪術師、怪しい薬師、貿易に強い商人――汎ゆるものに手を出して彼に勧めたが、そのひとつも彼の声を取り戻すことは出来なかった。
ある日、怪しげな男がこう言った。
『どんな邪術でも、君の声は取り戻せない。
けれど、そうだね。君が本当に憧れて望むものを奪うことなら出来るだろう。
欲しいと望む相手の声を――喉を、食らってしまうのさ。
そうすれば君の声は、君の望むものとなることだろう』
シナリオ『<廃滅の海色>人魚と泡と』(https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/9664)にて、クルーク・シュテルからの『原罪の呼び声』を受け、反転した。
(イラスト)
通常時:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/52749
反転後:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/83438
(設定委託)
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/2749
※掲載の為、一部省略しています。
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特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?
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