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ギルドスレッド

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ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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※一部加筆・修正、イラスト追加の関係で再掲させて頂きます。


名前:珠海・千歳(しゅかい・ちとせ)
種族:海種
性別:男性
年齢:18歳
一人称:私
二人称:君/~さん
口調:だよ、だね、かな?/(目上の人、初対面の人には敬語)
特徴:物静か、厭世家
設定:
豊穣寄りに位置する海洋王国の諸島に住まう青年。
家はその島を治める役目を果たしており、有する劇場で歌を披露することもある程に優れた声を持つ一族。
だが、彼は自身の歌声に自信がない。

チックと出会ったのは、偶然だった。
街から少し離れた岩場をチックが歩いていた時に、美しい歌声が聞こえた。伸びやかでしっとりとしていて、けれども何処か寂しい声。
チックはその声が気になり、歌を歌っている人を探した。こっそりと、その姿を見るだけで良かった。姿を見たら歌の邪魔をしないで街へと引き返すつもりだった。
けれど、岩場だったのがいけなかったのだ。足元の小石が海に落ち、彼の歌の邪魔をした。
振り返った彼は海へと逃げたが、その後毎日チックは岩場へ通い、謝り、交流を持つようになった。

彼はある日、声を失った。彼の歌声を妬んだ人物が呪いをかけたのだ。
どんなに喉を震わせようとしても、その唇は音を紡がなくなった。
歌が全てだった。どんなに嫌な気持ちになろうとも、歌いさえすれば心が晴れ、歌いさえすれば世界と繋がれた。
それなのに――この喉はもう、声すらも、音すらも、紡がない。
絶望した。命を絶とうとした。震える手で短刀を握り、何度も胸に沈めようとした。……出来なかった。
はにかむように淡く微笑む君と一緒に、もう一度歌いたくて。

自室に閉じこもる事が増えた彼に家族は悲しみ、色んな伝手を頼った。高名な占い師、胡散臭いがその手の事では頼りになるという呪術師、怪しい薬師、貿易に強い商人――汎ゆるものに手を出して彼に勧めたが、そのひとつも彼の声を取り戻すことは出来なかった。
ある日、怪しげな男がこう言った。

『どんな邪術でも、君の声は取り戻せない。
けれど、そうだね。君が本当に憧れて望むものを奪うことなら出来るだろう。
欲しいと望む相手の声を――喉を、食らってしまうのさ。
そうすれば君の声は、君の望むものとなることだろう』


シナリオ『<廃滅の海色>人魚と泡と』(https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/9664)にて、クルーク・シュテルからの『原罪の呼び声』を受け、反転した。


(イラスト)
通常時:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/52749
反転後:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/83438

(設定委託)
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/2749

※掲載の為、一部省略しています。

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