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ギルドスレッド

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ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キーワード
キャラクターID
名前:リック・ブラン
種族:カオスシード
性別:男性
年齢:30
一人称:僕
二人称:~君、~ちゃん/(年上相手)~さん/(妻のみ)呼び捨て
口調:~だね、~だよ、~かい?
特徴:金色の髪、青の瞳、眼鏡、お人好し、手先が器用

設定:
チックが良く通うパン屋『アルメリア』を妻と共に経営している男性。
人当たりが良く温厚な性格で、困っている人を放っておけない性格。そう言う点に於いて、妻であるサラ・ブラン(https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1560201)とは似たもの夫婦であると言えるだろう。
知り合った人とは家族のように仲良くなれるその親しみやすさから人脈も広い。チックを始めとした冒険者達が依頼を達成した際も、欠かさず小さなお祝いや自作のポスター宣伝等もしてくれている。
……なおその分、一部の者からはいっそ恐縮されて「頭が上がらない」とまで言われているとか。

「サラの腕前には敵わないよ。彼女の作る料理やお菓子は絶品だからね!」

……小さくとも一代にしてパン屋を開き、尚且つ繁盛と言っていい人気を誇るリックは、常日頃それを語っている。
何しろ元々は孤児で、或る木工細工師に拾われてきたリックは、その生い立ちから家具やインテリアを作る技術の方に秀でており、パン作りを始めたのはここ数年のことだった為だ。
そんな彼が転機を迎えたのは、20歳になるよりさらに前の事。
自身を育ててくれた『親』の生業を継ぐべきと考えていたリックが、しかし若い頃からサラと知り合い、自らの夢を楽しそうに語る彼女と同じ道を歩みたいと考えるようになっていった事に起因する。

ある日。そうした自らの想いを吐露したリックに、彼の育ての親は柔らかな笑顔でその背を押してくれたと言う。
──「誰かの幸福の彩り方は人それぞれだ。私のやり方とは違えど、同じ道を歩む我が子を誇らしく思うよ」。
『誰かの幸福』。
育ての親が口にしたその言葉こそが現在、リックの隣人然とした在り方を形作っているとも言えるだろう。


最近になって、彼ら夫妻は一人の青年を保護した。
記憶を喪い、自らの周囲全てを恐れていたその青年──カノン(https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1560356)に対して、夫妻はそれを献身的に支え、今ではもう一人の家族として受け入れつつある。
青年の側も今ではその態度を和らげ、進んで二人の店の手伝いをするようになっている。
彼らが本当の意味で『家族』となる日は、恐らくそう遠い話では無い。


周囲の人間に献身的と言えるほどのサービス、対応を施すリック達夫妻だが、実際そうした活動を続ければ採算は直ぐに赤字に傾くはずである。
が、そうした想定に反して店は現在まで繁盛し続けている。
この理由はひどく簡単で、それを遥かに上回るほどの厚意を彼らが周囲の人間から受け取っている為だった。

「あらブランさん! うちのお料理頂いてくれないかしら、作り過ぎちゃって」
「今期は小麦が取れ過ぎたからな。お二人にはこっそり格安で譲ってやるよ」
「隣国に出張販売? 俺の家の馬車使ってきな、貸し馬車なんて高くつくだろう!」

無償の善意を送れば、無償の対価が返される。
彼らの周囲は、それを良しとした世界が広がっているのだ。


(イラスト)
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/60730

(設定委託)
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/2964

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