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ギルドスレッド

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ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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※一部加筆・修正し、再掲させて頂きます。


名前:プティ゠エンゲルベルト
種族:スカイウェザー
性別:女性
外見年齢:10代後半
一人称:私
二人称:あなた、~様
口調:~です、~ます、~でしょうか?/(時々)~よ、~だわ、~かしら?
特徴:青色の髪、紫黒色の瞳、柔和、親切、やや不安定

設定:
チックが嘗て属した一族『渡り鳥』の一人。オオルリの少女。
担う魔術媒体は、瑠璃が嵌め込まれた"首飾り"。

『渡り鳥』は昔、人間種に因って滅亡の憂き目を見た。
その後生き残った者たちの間で人間種に対する在り方を異とするようになった中で、彼女はその中でも人間種に対して友好的な姿勢を見せる《肯定派》の一人となった。
現在は天義に暮らし、人間種との協力関係を築いている彼女は、同じ派閥の者たちにとっては一種の象徴でもある。
青空と白雲を思わせる美しい翼を抱え、物腰穏やかに接するオオルリの女性に対し、他種族たちもまた彼女を良き隣人として捉えている。


──それが、「本人以外にとってのプティ」の印象である。
実際、彼女の存在は外面ほどに清廉ではない。他者と友誼を結ぼうとするその姿勢は、過去に自らを滅ぼそうとした彼らに媚びを売る為であり、また自身の命が脅かされる事が無いよう「守りたくなる存在」を演じている為だ。
この辺りのスタンスは、彼女の戦闘スタイル──攻撃に類する魔術を得手とせず、他者への支援や回復に長けている点──からも見て取れる。
見る者によっては、その在り方は姑息にも映るだろうが……彼女が過去に経験した事柄を思えば、それに対して否定的な見解を述べる者は多くないだろう。


現在の彼女の姿は、生まれついでのものではない。
元々の色彩は、凡庸な茶褐色の髪と黒の瞳。それが現在のような蒼穹に似た色彩となったのは、皮肉にも自らの一族を滅ぼそうとした人間種が所以である。
自身を生んだ直後に亡くなった母に代わって育ててくれた父と兄が殺された後、彼女は頼る者も無く、ひとり様々な町村を渡り歩いてきた。
そうして再び同胞たちと見えるまでの間、人間種たちに自らの姿を「以前取り逃がした『渡り鳥』の一人である」と気づかれないよう、彼女は自身の容姿を偽る術を模索し──その果てに発現したのが、自身の体色を変化させられるギフト『虚飾で彩られたカラス』であった。

……現在。既に襲撃者たちの追手が絶えた今も、彼女はそのギフトを介し、憧れていた父兄や愛していた青空の色に自らを染め上げている。


『虚飾で彩られたカラス』というギフトの命名は、彼女が吟遊詩人の旅人(ウォーカー)から聞いた、異世界の寓話のタイトルから引用したものだ。
自らの姿が醜いと思っていたカラスは、他の鳥が落とした美しい羽根を拾って自らを装い、他の鳥たちの羨望を浴び──けれど結局その羽根を奪われ、元のカラスの姿を晒して侮蔑の対象となってしまう粗筋。
その寓話を自らのギフトに名付けた彼女の心境には、未だ他者に対して偽りの姿だけを見せる、自身の姿への自己嫌悪が受け取れる。

──彼女は未だ、その心を『渡り鳥』にできていない。
自身を狙う狩人から姿を偽り、地を歩くだけの鳥である彼女は、真の意味で空を羽搏くことが出来ずにいるままなのだ。



「父様や兄様は美しくなれる素質があった。でも、私にはない」
「どうしようもない事だとわかっているわ。それでも──」


「あの綺麗な色が、ずっと羨ましいと思っていたの」


(イラスト)
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/29370

(設定委託)
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/2914

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