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ギルドスレッド

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ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キーワード
キャラクターID
名前:カラス
種族:人間種
性別:男性
一人称:俺
二人称:お前、テメェ
口調:だ、だろ
設定:
 シラスの種違いの兄。輝かんばかりの金の髪を持つ『ある貴族』の血を引く青年。
 母『マコ』にとっては愛しい貴族の男性との間に出来た最愛の息子であり、何時か自身らを迎えに来てくれる証として認識されていた。
 街の人々は色狂いで夢見がちな母を小馬鹿にし、母が新たに宿した弟(シラス)の事冴えも馬鹿にする態度が青年を酷く苛立たせた。
 父譲りの才覚で過酷な日々を強かに生きてきたカラスにとって幻想社会の格差にも酷い苛立ちを覚えた。
 それは憎悪にまで燃え上がり、彼を取り返しも付かない悪事へと誘った。

 カラスにとって年の離れた弟であるシラスは可愛い弟である。だが、母はシラスの存在を良くは思わなかった。
 ある貴族の愛妾であった母にとって貴族との間に出来た子たる自身と、身を売りながら何処の誰との子であるかも知れぬ弟。
 その処遇は目に見えて違っていたからだ。
 弟が熱を出せば、言葉を話せば、母は錯乱して弟の首を絞める。そのたびに、母から弟を取り上げ、護ってきた。
 それ故か娼婦やそれに類する女を穢らわしい生き物として認識し、軽蔑している。母のことも『あの女』呼ばわりとなった。
 愚かな母親は、何時まで経っても幼い子供のように夢を見ている。
 実験のために娼婦を使用し、残酷な死を与えた。外道と呼ばれようとも成り上がる事ができればカラスにとっては構わなかった。
 街の人々を、幻想の格差を、愚かな母を、自身を馬鹿にしてきた者全てを見返すためだけに、青年は麻薬に手を出した。
 容易く人体を破壊し続けるそれは、次第に母の体を蝕み、壊した。

 早く母にも愛想を尽かせ、肥溜めから出て行く事を望んで欲しいと、弟に願いながらも……彼は、何時までも母の為だと身を砕いた。
 シラスにとってはどうかは分からないが、『端から見れば』一番に彼を愛して考えていたのはカラスであった。
 そのやり口の非道さに、母に対する自身の行いに、『大切な弟』が最後に向けたのはナイフであった。
 彼を護りたくて、彼と共に全てを見返したくて。その行動は弟にとっては許されざるもので。
 突き刺さったナイフと流れ出る血の感覚を感じながら、最後に弟の姿を見たのは――母の膝の上で子守歌を聴きながらの、その刹那の時間。

関係者イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/18547

登場リプレイ・SS:
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/475
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/624
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/849
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1616

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