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ギルドスレッド

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ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キーワード
キャラクターID
名前:シャルティエ・ペロー
種族:嫉妬の魔種/猫の獣種
性別:女性
外見年齢:10代後半
一人称:シャルル
二人称:お前
口調:だね、だよ、だよね?
性格:わがまま、不安定
詳細:
一番古い彼女の記憶は身悶えもできぬほどの“強い痛み”であった。
熱に浮かされ、激痛に震え、赤く腫れた頬に涙が染みていた。
嗚咽を零した彼女の顔に「黙れ」のひと言と共に父の拳が振り下ろされる。
それから「捨ててきたら?」という母の声がした。

彼女は鋭い爪を備えて生まれてきた。
両腕の手首から先は皮膚が黒く、硬質化していたのだ。
涙を拭うために顔に手を触れた拍子に、彼女の顔面には深い裂傷が刻まれた。
痛いと泣いて、血塗れの顔で悶える彼女を両親は指差して笑う。
その日から、彼女は日々の暴力に加え自傷を義務付けられることになる。
そんな日々が、一体どれだけ続いただろう。
ある日、彼女は手を繋いで歩く親子の姿を目にした。
母と娘だろうか。どちらも笑顔で、幸せそうだ。
その日、彼女は数年ぶりに声を張り上げ泣き喚いた。
親を自称する男女から何度殴られても、蹴られても、声が枯れても、意識を失うほどの痛みを感じながらも、彼女は泣いた。否、それはもはや咆吼と呼ぶに相応しい。
そして、その日、彼女は生まれた。
抑えきれぬ嫉妬と共に張り上げた咆吼こそが、真なる彼女の産声であった。

2度目の生の最初の記憶は、部屋を濡らす夥しい量の血液と、肉塊になった男女の遺体。
自由になった、とそう確信を得たシャルティエは生まれて初めて外に出た。
それからふと、昼間に見かけた幸せそうな親子の顔を思い出す。
その瞬間、彼女は体中が痒くなる感覚に襲われた。
否、痒いのは血だ。血管のうちを無数の蛆に這い回られているような、不快な痒みがシャルティエを襲う。

幸せそうな親子を切り裂くことで、痒みが収まることをしったのはそれから暫く経ってからのことだった。
以来シャルティエは幸せそうな家族連れを見かけては、気紛れにそれを襲って殺める毎日を送っている。
血と臓物の臭いは爪に染みついて、けれど彼女は幸せだった。
だが、しかし……ある日、シャルティエは見つけてしまった。
かつて自分が襲った少女が、今も幸せそうに暮らしている様を。
それを知って、シャルティエは久方ぶりに堪えきれない血の痒みを感じた。
血の痒みを消し去るためには、再び少女の幸福をこの手で裂かねばならないと。
本能的にシャルティエはそう理解した。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/63598
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3261

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