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ギルドスレッド

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ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キャラクターID
名前:楠 忠継(R.O.O)
種族:獄人
性別:男性
年齢:享年39歳
一人称:俺
二人称:~殿、主(ぬし)
口調:だ、だろう、~か?
特徴:天香家の忠臣。遮那の剣術の師。安奈の夫。
設定:
「兄様、忠継殿はどのような方なのですか? 瑠々はあまりお話をしないので」
「忠継か? そうだのう。私の剣の師匠だ。とっても強いぞ」
 幼い瑠々を寝かしつけながら遮那は微笑んだ。
 楠忠継はその昔、妹の命を天香長胤に助けられた。
 その恩義から護衛として天香邸に住むようになったらしい。
「どのぐらい強いのですか? いっぱい? 遮那兄様より強い?」
「ああ、もちろん私より、うんと強いぞ。何せ中務省で帯刀長を勤めていた程の剣の達人だからな」
「たちはきのおさ?」
 瑠々は遮那の顔に瞳を向けこてりと首を傾げる。
「偉くて強い」
「えらくてつよい! えへへ、強い方なのですね。でも兄様より強いなんて信じられません」
 瑠々は遮那にぎゅうと抱きついて『いやいや』と首を振った。
 その瑠々の仕草に愛おしさを覚え、遮那は少女の背を抱きしめる。
 トントンと幼子をあやす様に背を叩き。
「先日、この屋敷に襲撃があった」
「え? いつですか? 瑠々知りません。怖い」
「大丈夫だ。その時に真っ先に敵に斬りかかり、打ち倒したのが忠継なのだ。この天香に仇を為す者は許さぬと即座に成敗してくれた。寝ている瑠々が気付かないぐらい素早くな。どうだ? 頼りがいがあるだろう?」
 少し誇らしげに微笑んだ遮那に瑠々も嬉しくなって頷く。
「はいっ! とても頼もしいのです。会ってお話をしてみたいですね」
「そうだのう。普段は警護の任務で動き回っておるし……瑠々が剣の稽古を始めるなら会えるかもな」
「剣の稽古ですか? 瑠々、やりたいです!」
 瑠々は顔を勢い良く上げ遮那にキラキラとした緑瞳を向けた。

 その夢は叶い、瑠々は忠継に手解きを受けるようになる。
 数度、十回にも満たない修練。
 けれど瑠々の心に刻み込まれた剣の教えは芽吹く。

「いつか、忠継師匠みたいに強くなって、遮那兄様をお守りしたいです」
「それは頼もしい。若殿も瑠々殿のような妹御が居て、さぞ嬉しかろうな」
「いや、瑠々よ。流石にそこは兄である私が其方を守るべきであって……」
 道場に笑い声が、長く長く響いていた。

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/29679

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